日本災害情報学会とは? わかりやすく解説

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日本災害情報学会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/17 12:35 UTC 版)

日本災害情報学会(にほんさいがいじょうほうがっかい、英文名:JApan Society for Disaster Information Studies、略称:JASDIS)は、「災害情報」をキーワードに、防災・減災に役立つ災害情報や、その伝達・受容のあり方などを調査・研究し、その成果を社会に提言する学術学会

1999年4月に発足し、学会事務局は東京都新宿区神楽坂2-12-1-502に設置している。

学会概要

初代会長は廣井脩東京大学大学院情報学環教授で、現会長は2021年11月の総会で選出された片田敏孝東京大学大学院情報学環付属総合防災情報研究センター)。副会長は岩田孝仁(静岡大学)、小室広佐子東京国際大学)、福島隆史(TBSテレビ)。

会員は現在932人(法人含む)で、会員構成は学者・研究者、行政機関、マスメディア、ライフライン、シンクタンクなどの防災担当者、防災関係団体から成っており、アカデミックなばかりではなく実践的な色合いの濃いユニークな学会である。また、「災害情報」という学際領域のテーマを扱っていることから、自然科学分野、情報・通信分野、人文・社会分野のそれぞれの専門学会に所属されている方が“セカンド学会”として関わられているケースも多くある[1]

学会活動

当学会の活動は、年2回の学会大会、学会誌「災害情報」の出版、予稿集の作成、年4回のニュースレターの発行、年1~2回のシンポジウムの開催、年3回程度予定している会員向けの災害情報勉強会のほか、災害情報分野で学術的・社会的功績のあった個人・団体に授与する廣井賞、災害現地調査団の派遣(2011年に東日本大震災調査団、2017年に九州北部豪雨調査団、2018年に西日本豪雨調査団結成)などである[2]

脚注

  1. ^ [1] 日本災害情報学会 学会概要
  2. ^ [2] 日本災害情報学会 学会活動

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