日本における征東将軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 13:38 UTC 版)
律令制下の日本では、平安時代初めに蝦夷征討の総司令官として、節刀を授けられ全権を委任された征東将軍・征東大将軍が臨時に任命された。延暦3年(784年)には鎮守将軍だった大伴家持が征東将軍に任命され、延暦7年(788年)には紀古佐美が征東大将軍に任じられた。 その後、天慶3年(940年)に承平天慶の乱に際して藤原忠文が、平安時代末期治承・寿永の乱の際、寿永3年(1184年)には源義仲が征東大将軍に任命されたが、蝦夷征討を目的としたものではない。
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