日暮キノコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/20 00:25 UTC 版)
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       ひぐらし キノコ
       日暮 キノコ | 
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| 生誕 |  ????年6月3日 日本・神奈川県  | 
    
| 職業 | 漫画家 | 
| ジャンル | 少女漫画、青年漫画 | 
| 代表作 | 『ウメニウグイス』[1] | 
日暮 キノコ (ひぐらし キノコ、6月3日[1] - ) は、日本の漫画家[2]。女性[3]。神奈川県出身[4]。
『FASHION FREAK'S ROCKY ROAD』が第29回BF新人まんが大賞佳作を受賞しデビュー[1]。2016年、『喰う寝るふたり 住むふたり』が「完結マンガ大賞2015」で5位に選ばれた[5]。
作風
『個人差あり〼』の担当編集によると「人間関係を描かせたら当代随一の作家」だという[6]。日暮には「「生きている人」を描きたい」という想いがあり、「登場人物それぞれに生身の人間らしさが垣間見えるように描き、その中でなにか読者の心に引っかかるものがあればいい」と語っている[7]。
人物
ラーメンが好き[4]。『らんま1/2』のように「特異体質」が出てくる漫画を好んでいる[7]。マキシマム ザ ホルモンが大好きである[8]。
作品リスト
連載
- ウメニウグイス(『別冊フレンド増刊 別フレ2009』7月号 - 11月号、全1巻) - 初の単行本[2]。
 - 喰う寝るふたり 住むふたり(『月刊コミックゼノン』2012年4月号[9] - 2014年12月号、全5巻、新装版全5巻[10]) - 2014年にテレビドラマ化[11]。青年誌での初連載作[4]。 
    
- 喰う寝るふたり 住むふたり 続(『月刊コミックゼノン』2021年4月号[12] - 2023年6月号(本編)[13]、2023年7月号(番外編)[13][14]、既刊5巻)
 
 - モンクロチョウ(『週刊ヤングマガジン』2013年12号[15] - 43号[16]、全3巻)
 - ふつつか者の兄ですが(『月刊モーニングtwo』2015年5月号[17] - 2017年8月号、全6巻)
 - 個人差あり〼(『モーニング』2018年51号[18] - 2019年49号→『コミックDAYS』2019年12月 - 2020年6月、全6巻) - 2022年にテレビドラマ化。
 
読み切り
- FASHION FREAK'S ROCKY ROAD - デビュー作[1]。
 - 恋愛系お花体質(『別冊フレンド増刊 別フレ2007』[19]) - 『日暮キノコ短篇集 特異なあのコ』収録[19]
 - HOLE-赤いスパイク-
 - 卵の娘
 - BURNIN' VALENTINE
 - 七色クロゼット - 『ウメニウグイス』収録。
 - ものごころ
 - 充電彼女(『別冊フレンド増刊 別フレ2008』[19]) - 『日暮キノコ短篇集 特異なあのコ』収録[19]
 - 泣いてもいいですか?
 - 天国からのメッセージ
 - わたしが泣いた日
 - inuカップ(『モーニング・ツー』2019年1号[20]) - 『日暮キノコ短篇集 特異なあのコ』収録[19]
 - 0229〜スロウリィ・ロング・ライフ〜(『週刊ヤングジャンプ』2020年2号[21]) - 『日暮キノコ短篇集 特異なあのコ』収録[19]
 - ふかいキス(『モーニング』2022年35号[22]) - 『日暮キノコ短篇集 特異なあのコ』収録[19]
 
その他
- このマンガがすごい!2015企画「あの人気漫画家に聞く!」(2014年12月[23])
 - 読みぞめ2016(講談社、2016年1月[24])
 
出典
- ^ a b c d “ウメニウグイス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年4月11日閲覧。
 - ^ a b Inc, VOYAGE MARKETING. “日暮 キノコ(漫画家)”. マンガペディア. 2021年3月26日閲覧。
 - ^ “30代の既婚サラリーマンが女性に変身! 日暮キノコ「個人差あります」(第110回)”. 好書好日. 朝日新聞社 (2020年1月31日). 2023年4月25日閲覧。
 - ^ a b c “日暮キノコ”. モーニング公式サイト. 講談社. 2021年4月11日閲覧。
 - ^ “完結マンガ大賞2015にラブやん、乱と灰色の世界、シドニアの騎士など”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年1月27日) 2021年4月13日閲覧。
 - ^ “【マンガ】連載スタート! 新しい「性」の物語『個人差あり〼』”. 現代ビジネス. 講談社 (2019年12月5日). 2021年4月13日閲覧。
 - ^ a b “「夫のカラダが女性に!?」 突拍子もない“性”の物語を通して伝えたかったこと”. 現代ビジネス. 講談社 (2021年3月27日). 2021年4月13日閲覧。
 - ^ 『ウメニウグイス』単行本第1話扉ページの次にあるおまけページより。
 - ^ “日暮キノコ、ゼノンで同棲8年目のカップル描いた新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年2月26日) 2021年4月11日閲覧。
 - ^ “男女別々の視点で同棲カップル描く「喰う寝るふたり 住むふたり」新装版が刊行”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年8月20日) 2021年8月20日閲覧。
 - ^ “日暮キノコ「喰う寝るふたり 住むふたり」今春TVドラマ化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年2月20日) 2021年4月11日閲覧。
 - ^ “「喰う寝るふたり 住むふたり」夫婦となった2人の5年後描く新連載ゼノンで開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年2月25日) 2021年4月11日閲覧。
 - ^ a b “「ちるらん 新撰組鎮魂歌」完結!梅村真也×橋本エイジの記念対談がゼノンに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月25日) 2023年4月25日閲覧。
 - ^ コミックゼノン編集部 2023年5月25日のツイート、2023年5月27日閲覧。
 - ^ “女性が苦手な男子校生徒の痛い青春劇、日暮キノコ新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年2月18日) 2021年4月11日閲覧。
 - ^ “「サイコメトラー」連載100回!「モンクロチョウ」は完結”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年9月21日) 2021年4月11日閲覧。
 - ^ “日暮キノコ、モーツー初登場!引きこもりの兄を持つ女子高生の物語”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年3月20日) 2021年4月11日閲覧。
 - ^ “「喰う寝るふたり」の日暮キノコがとある危機を迎えた夫婦描く新連載モーニングで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年11月22日) 2021年4月11日閲覧。
 - ^ a b c d e f g 『日暮キノコ短篇集 特異なあのコ』講談社、2022年8月24日、2頁。ISBN 978-4-06-529562-5。
 - ^ “真造圭伍「ノラと雑草」、ミスiDグランプリ・友望とのコラボグラビアがモーツーに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年11月22日) 2021年4月11日閲覧。
 - ^ “日暮キノコが読切でYJに登場、他人の1/4の速度で歳を取る女性描く”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年12月12日) 2021年4月11日閲覧。
 - ^ モーニング公式 2022年7月28日のツイート、2022年7月28日閲覧。
 - ^ “「このマンガがすごい!」1位は、聲の形&ちーちゃんはちょっと足りない”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年12月10日) 2021年4月13日閲覧。
 - ^ “鈴木央ら総勢77名の作家が“読みぞめ”におすすめの1冊を紹介!プレゼントも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年1月1日) 2021年4月13日閲覧。
 
外部リンク
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