教恩寺_(鎌倉市)とは? わかりやすく解説

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教恩寺 (鎌倉市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 14:34 UTC 版)

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教恩寺
所在地 神奈川県鎌倉市大町1-4-29
位置 北緯35度18分57秒 東経139度33分9秒 / 北緯35.31583度 東経139.55250度 / 35.31583; 139.55250
山号 中座山
院号 大聖院
宗派 時宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 戦国時代
開山 知阿
開基 北条氏康
札所等 鎌倉三十三観音霊場第12番札所
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教恩寺(きょうおんじ)は、神奈川県鎌倉市にある時宗寺院

歴史

戦国時代北条氏康の開基である。元々は光明寺の境内に位置しており、現在地には光明寺の末寺の「善昌寺」があった。その後、善昌寺が廃寺となったため、1678年延宝6年)に善昌寺跡地の現在地に移転した[1][2]

本尊となっている阿弥陀如来と両脇侍立像は鎌倉時代前期の作といわれている。一説では運慶の作ともいわれている[1][2]

源平合戦捕虜になった平重衡が鎌倉に抑留された際、源頼朝は重衡に「一族の冥福を祈るように」と、この阿弥陀如来を拝ませたという逸話も伝わっている[1]

文化財

  • 木造阿弥陀如来及び両脇侍立像(神奈川県重要文化財 昭和53年11月17日指定)[3]

交通アクセス

脚注

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  1. ^ a b c 教恩寺(きょうおんじ)鎌倉市観光協会
  2. ^ a b 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年、70-71p
  3. ^ 神奈川県文化財目録(市町村別)神奈川県、39p

参考文献

  • 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年



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