捨て曲
音楽アルバムに収録された一連の曲の中でリスナーが聴き飛ばしてしまう曲を指す通俗的な言い方。基本的にはリスナーが「他の曲に比べてイマイチ」「凡作・駄作」といった印象を持ってしまい飛ばしてしまいがちな曲を指す。単に「趣味に合わなかった」だけというのが実情である可能性も高い。
とびきりの名曲や大ヒットした曲が収録されたアルバムなどは、熱心なファンだけでなく多くの人がアルバムを聴く、代表曲にばかり評価が集中する(相対的に他の曲が凡庸に聞こえる)といった状況が生じ、結果として他の曲が捨て曲扱いされやすくなるといえる。
アルバム収録曲が全曲、佳作ばかりの粒ぞろいである、という趣旨で「捨て曲なし」のような表現をレコード会社などが用いられることもある。
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