指輪の伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/28 14:00 UTC 版)
王家に混乱をもたらした戦争や殺人を率いたことで罪の意識に苦しめられていたアルヌルフは、モーゼル川にかかる橋へ行き、司教の証である指輪を川に投げ捨てた。そして赦しが得られるようなら徴として指輪を返してほしい、と神に祈った。懺悔に長い年月を費やした後のある日、漁師が司教の厨房に持ってきた魚をさばいてみると、腹の中から指輪が出てきた。これを神の徴だと悟ったアルヌルフは、直ちに司教を辞して引退し、隠者として余生を送った。
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