抽象構文とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 情報 > 通信技術 > 構文 > 抽象構文の意味・解説 

抽象構文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 17:34 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

抽象構文(ちゅうしょうこうぶん。abstract syntax)とはデータ(特に通信路上のメッセージやコンパイル中のプログラム)の表現形式であり、マシン依存の構造やエンコーディングによらず、またデータの物理的な表現形式からも独立しているものである。

プログラミング言語処理系における内部表現は通常、典型的な抽象構文木である。抽象構文は「文」「式」「識別子」などの分類用語を用いた木構造により定められる。これはソースコードの構文(具象構文)から独立したものである(非常に近いものであることが多いが)。(具象)構文木抽象構文木は似たものであるが、(具象)構文木(parse treeとも言う)は通常、括弧などのソースコード上は重要だが抽象構文木の構造には現れないものを含む。

関連項目

この記事は2008年11月1日までGFDLバージョン1.3以降の再ライセンス規約に基づいていたFree On-line Dictionary of Computingにある項目の資料が元になっている。





抽象構文と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「抽象構文」の関連用語

抽象構文のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



抽象構文のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの抽象構文 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS