戦艦大和艦歌とは? わかりやすく解説

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戦艦大和艦歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/04 14:58 UTC 版)

戦艦大和艦歌 (せんかんやまとかんか、旧字体: 戰艦大和艦歌) は、戦艦大和の艦内歌である。単に戦艦大和とも言われる。作詞は坂井保朗少佐、作曲は岩田重一軍楽隊長と伝えられる。

製作

戦艦大和が任務についた直後は艦内歌が制定されていなかったが、後の1942年(昭和17年)頃、歌詞、楽曲の募集が行われ制定された。

大和は国民に存在を知られていない超重要機密事項であり、なおかつ海軍軍人の間でさえ乗組員、一部の海軍軍人を除き知らされていなかったため、募集は艦内に限られていたようである。

歌詞

1. 遠󠄁とほ天皇すめろぎの かしこくも
  肇󠄁はじたまひし おほ大和やまと
  永久とわさかゆる 日ノ本ひのもと
  神󠄀武じんむ正氣せいき いまこゝ
  りてぞれる 浮󠄁きつしろ
2. しこ御楯みたてと かしこみて
  たふれてまぬ 盡忠じんちゆう
  大和やまと丈󠄁夫ますらを かず二千にせん
  こゝろ磨󠄁みがき わざ練󠄀
  斷乎だんこまもれ 太平󠄁洋たいへいやう
3. 嗚呼あゝ悠久いうきうに つたふべき
  八紘はつくわう爲宇ゐうの 大理想だいりそう
  はゞむ てきらば
  無敵むてき巨砲󠄁きよはう らい
  ちてしまん 大和魂やまとだま

二番と三番の間の間奏に「海ゆかば」が使われている[要出典]が、歌うのかは不明。

なお、本作品の前半部分の旋律は1941年(昭和16年)に大政翼賛会が制定した大政翼賛の歌(作詞 山岡勝人、作曲 鷹司平通)と同一であるが、経緯については判明しない[1]

関連項目

脚注

  1. ^ LP「海ゆかば 甦る栄光の海軍軍楽隊」(日本フォノグラム PH7522/27)解説書による。




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