成願寺 (愛知県南知多町)とは? わかりやすく解説

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成願寺 (愛知県南知多町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 09:52 UTC 版)

成願寺

本堂
所在地 愛知県知多郡南知多町大字片名字稗田9番地
位置 北緯34度42分50.3秒 東経136度57分56.7秒 / 北緯34.713972度 東経136.965750度 / 34.713972; 136.965750座標: 北緯34度42分50.3秒 東経136度57分56.7秒 / 北緯34.713972度 東経136.965750度 / 34.713972; 136.965750
宗派 曹洞宗
本尊 阿弥陀如来
札所等 知多四国霊場第35番
南知多観音霊場第11番
公式サイト 成願寺
法人番号 5180005012175
成願寺
成願寺 (愛知県)
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成願寺(じょうがんじ)は、愛知県知多郡南知多町片名稗田にある曹洞宗寺院[1]本尊阿弥陀如来[1]知多四国霊場第35番札所[1]、南知多観音霊場第11番札所である。

歴史

弘仁5年(814年)に弘法大師知多半島に上陸した際、片名には悪病が流行っていた。大師は「この門をよけて通れよ風の神 とふりに姿のあらん限りは 」との歌を詠み、厄除けの祈祷を修行し、後に修行大師として別堂に祀ったと伝わる。

江戸時代初期の元和元年(1615年)、師崎・延命寺の笑山慧誾大和尚が天台宗であったこの寺を再建し、曹洞宗に改宗した。笑山慧誾大和尚が開山、龍喜参公和尚が開祖とされる[1]

1995年(平成7年)、本堂・諸堂の瓦葺き替え改修工事がなされた。旧本堂の鬼瓦は「風吹不動」として境内に残された。

文化財

町指定文化財

弘法大師の修行した加持祈祷と関係の深いとされる円空作の「善女竜王像」は、南知多町有形文化財に指定されている[2][3]

札所

曹洞宗の寺院であるが、知多四国霊場の札所の一つに数えられている。知多半島に知多四国霊場を作る際に、真言宗の寺院だけでは八十八カ所が作れないために、他宗の寺院に声をかけたものと推測される[4]

脚注

  1. ^ a b c d 南知多町誌編さん委員会『南知多町誌 本文編』南知多町、1991年、p.831
  2. ^ 町指定文化財 町指定文化財
  3. ^ 歴史と文化財 南知多町、2013年7月20日閲覧
  4. ^ 神光山 成願寺 由緒について 成願寺、2013年7月14日閲覧

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