感知原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/20 11:57 UTC 版)
感知対象車線の中央、高さ5mから6mの範囲に超音波送受器を設置する。 送受器から短い周期の超音波を断続的に送信し、その反射波の戻ってくる時間差により、路面で反射をしたのか車両で反射したのかを判断し、車両を感知する。 ここで、音速は331.5 + 0.6t m/s (t は摂氏温度)であるので、仮に外気を20℃、送受器を5mの高さに設置したとすれば送信した29ms後に路面反射波を検出する。車高2mの車両が送受器の直下を通過あるいは停止した場合には、17ms後に車両反射波を検出する事になる。 このように、車両反射波と路面反射波では、超音波の往復に必要とされる時間が異なり、これにより車両の存在を感知する。
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