愛人ジュリエットとは? わかりやすく解説

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愛人ジュリエット

原題:Juliette ou la Clef des Songes
製作国:フランス
製作年:1951
配給:新外映
スタッフ
監督:Marcel Carne マルセル・カルネ
原作戯曲:Georges Neveux ジョルジュ・ヌヴー
脚色:Jacques Viot ジャック・ヴィオ

Marcel Carne マルセル・カルネ
台詞:Georges Neveux ジョルジュ・ヌヴー
撮影:Henri Alekan アンリ・アルカン
音楽:Joseph Kosma ジョゼフ・コスマ
美術:Alexandre Trauner アレクサンドル・トローネ
衣装(デザイン):Mayo 
キャスト(役名
Gerard Philipe ジェラール・フィリップ (Michel
Suzanne Cloutier シュザンヌ・クルーティエ (Juliette
Roger Caussimon ロジェ・コーシモン (The Personage)
Yves Robert イヴ・ロベール (The Musician
Edouard Delmont エドゥアール・デルモン (The Village Guard
Rene Genin ルネ・ジェナン (Le P\8f\a1\b8re la Jeunesse
Roland Lesaffre ローラン・ルザッフル (The Soldier
Arthur Devere アルトゥール・ドゥベール (The Pedler of Souvenir
Fernand Rene  (The Postman
Max Dejean  (The Detective
Martial Rebe  (The Official
Gustave Gallet ギュスターヴ・ガレー (The Notary
Gabrielle Fontan ガブリエル・フォンタン (The Woman Pedler)
Louise Fouquet  (The Woman
Marion Delbo マリオン・デルボ (The Woman
解説
天井桟敷の人々」のマルセル・カルネが、「港のマリイ」についで監督した作品原作ジョルジュ・ヌヴー戯曲ジュリエット或は夢の鍵』。カルネとしてはこの作品の映画化大戦以前からの宿願であったといわれ、現実と夢との交流をリアリスティクな筆致で描くことで、逆に超現実味わい出そうとしている。脚色カルネの「日は昇る」を執筆したジャック・ヴィオ(「宝石館」)とカルネ協力台詞原作者ヌヴウ(「想い出の瞳」)が担当している。撮影および音楽はともに「港のマリイ」のアンリ・アルカンジョゼフ・コスマで、コスマはこの作品五一年度カンヌ映画祭音楽賞獲得美術は「天井桟敷の人々」のアレクサンドル・トローネ主演は「悪魔の美しさ」のジェラール・フィリップ、「神々の王国」のシュザンヌ・クルーティエで、以下、ロジェ・コーシモンエドゥアール・デルモンイヴ・ロベールらが共演する
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
青年ミシェル(G・フィリップ)は牢獄の中で恋人ジュリエット想い、夢で彼女に会い旅立った彼の着いた処は「忘却の国」で、住民達は誰ひとり思い出をもたず、新来の彼から昔の出来事求めよう必死になった。彼が少女探しているのを知った貴族(R・コオシモン)は、美し少女(S・クルウチエ)をみつけ、自分のシャトオに連帰った探偵から迫害されミシェルはシャトオに逃込み少女のいることを知って追ったが、彼女は逃げたあとであった森の中でミシェル少女ジュリエットめぐり合い想いのたけを打明けた。彼は牢獄へ入る前、ジュリエット海岸行きたいために店の公金盗みその結果捕縛されジュリエット別れてしまったのだった。しかし少女ジュリエット過去記憶をもっていなかった。彼女はミシェルが座を外した時、追って来た貴族に再び連去られ、もうミシェルを思出さなかった。ミシェルはシャトオへ追って貴族結婚魔「青髭」であることを知り必死にジュリエットを呼返えそうとした--ところで眼が覚めた。彼は主人温情不起訴となり、釈放されるとすぐジュリエットの家かけつけたが、彼女は安月給取りの彼を見返り主人求婚承諾していた。現実ミシェル裏切った。もはや彼の行く処は「忘却の国」しかない。彼は、とある工事場の「危険立入禁止と書かれたドア開けて何の恐れもなく進み入った

愛人ジュリエット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 05:31 UTC 版)

愛人ジュリエット』(あいじんジュリエット、原題: Juliette ou la Clef des Songes )は、1951年フランス恋愛映画。監督マルセル・カルネによる戯曲を映画化した作品[2]。音楽担当のジョゼフ・コズマは本作で1951年度カンヌ映画祭音楽賞を獲得した。音楽はアンドレ・クリュイタンス指揮のパリ音楽院管弦楽団が演奏している。ジョゼフ・コズマはシャンソン不滅の名曲『枯葉』を残しているが、一種やるせない、甘くメランコリックなメロディを生かした印象的な作品を多く残している[3]


注釈

  1. ^ 所謂“愛人”ではなく恋人。
  2. ^ 地方町村の警官。

出典

  1. ^ a b クロード・ロワP95
  2. ^ 田山力哉P89
  3. ^ 柳生すみまろP68~69
  4. ^ 永田文夫P202


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