惰行走行騒音試験
シフトレバー位置をニュートラルにして走行したときの、車両騒音を評価する試験のことで、車外騒音試験のひとつを指し、車外騒音要因中のタイヤ音の寄与度を調べることができる試験方法を意味する。タイヤ騒音については単体試験でも得られるが、惰行走行騒音試験では、タイヤ周辺の車両形状の影響も含めたデータが得られる。一方、車内騒音の面からも惰行走行騒音試験が必要で、エンジン系、駆動系関係の騒音を除いて、ロードノイズと風騒音の寄与度を調べる方法として実施される試験である。
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