徒頭とは? わかりやすく解説

かち‐がしら【徒頭/徒士頭】

読み方:かちがしら

中世以後徒歩の兵を率いる長。

江戸幕府職名徒組(かちぐみ)の長。


徒士

(徒頭 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 20:51 UTC 版)

徒士(かち)は、江戸幕府や諸に所属する徒歩で戦う下級武士のことである。近代軍制でいうと、馬上の資格がある馬廻組以上)が士官に相当し、徒士は下士官に相当する。徒士は士分に含まれ、士分格を持たない足軽とは峻別される。戦場では主君の前駆をなし、平時は城内の護衛(徒士組)や中間管理職的な行政職(徒目付勘定奉行の配下など)に従事した。


  1. ^ 「長岡市史」では小組の統括する役職を「徒士頭」と呼称するとあり、「飫肥藩分限帳」の『文久元年辛酉国中物成高』では徒士に『歩行』の注記がある。
  2. ^ a b 鈴川博「菱田春草先祖の才能と堀飯田藩仕官の歴史的背景」『飯田市美術博物館 研究紀要』第22巻、飯田市美術博物館、2012年、 59-96頁、 doi:10.20807/icmrb.22.0_59ISSN 1341-2086NAID 110008921663
  3. ^ 『重教七十年の旅. 前編』p8


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