遅ればせながら
読み方:おくればせながら
別表記:遅れ馳せながら、遅れ馳せ乍ら、後ればせながら、後れ馳せながら、後れ馳せ乍ら
「遅(おく)ればせながら」とは最適な時期や機会が過ぎてから行う事柄について、「遅くなりましたが」「今さらではありますが」といった意味で前置きする言い回しである。祝辞や弔辞のように、それにふさわしい機会があり、その機会を逃しても行っておくべきと判断されるような事柄について用いられやすい。目上の方への敬語表現の意味も含まれる。謝罪のニュアンスを含めて使われることもある。「後れ馳せ」は、人に後れて馳せ参じること、後れてやって来ること、好機を逃すこと、などの意味の語。「ながら」は「ではあるが」と同様、相反する内容を含む前後の文を接続する表現。
例文として「遅ればせながら、ご栄転おめでとうございます」「やっと仕事が片付いたので、遅ればせながら、結婚式の二次会に途中参加しました」「遅ればせながら、わが社も中国市場への参入を開始しました」など。似た言葉として「遅まきながら」「一歩出遅れながらも」が挙げられる。前者は適当なタイミングを逃して行動をとることでのみ使われ、お詫びの気持ちは含まれない。後者には、当初の挽回を図るといった意味が含まれる。
別表記:遅れ馳せながら、遅れ馳せ乍ら、後ればせながら、後れ馳せながら、後れ馳せ乍ら
「遅(おく)ればせながら」とは最適な時期や機会が過ぎてから行う事柄について、「遅くなりましたが」「今さらではありますが」といった意味で前置きする言い回しである。祝辞や弔辞のように、それにふさわしい機会があり、その機会を逃しても行っておくべきと判断されるような事柄について用いられやすい。目上の方への敬語表現の意味も含まれる。謝罪のニュアンスを含めて使われることもある。「後れ馳せ」は、人に後れて馳せ参じること、後れてやって来ること、好機を逃すこと、などの意味の語。「ながら」は「ではあるが」と同様、相反する内容を含む前後の文を接続する表現。
例文として「遅ればせながら、ご栄転おめでとうございます」「やっと仕事が片付いたので、遅ればせながら、結婚式の二次会に途中参加しました」「遅ればせながら、わが社も中国市場への参入を開始しました」など。似た言葉として「遅まきながら」「一歩出遅れながらも」が挙げられる。前者は適当なタイミングを逃して行動をとることでのみ使われ、お詫びの気持ちは含まれない。後者には、当初の挽回を図るといった意味が含まれる。
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