弘原海清とは? わかりやすく解説

弘原海清

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 07:49 UTC 版)

弘原海 清(わだつみ きよし、1932年8月1日 - 2011年1月3日)は、日本の地球科学者。専門は情報地質学。NPO法人「大気イオン地震予測研究会e-PISCO」を設立し、理事長を務めた。

経歴

兵庫県出石町の出身。大阪市立大学大学院理学研究科卒。1966年 大阪市立大学 理学博士 「地史学における火山岩体の取扱について」。 姫路工業大学助教授、大阪市立大学理学部教授などを経て、1993年、大阪市立大学理学部長。

理学部長在職中の1995年1月17日兵庫県南部地震による阪神・淡路大震災が発生、大阪市立大学阪神大震災学術調査団の団長として、宏観異常現象の収集に取り組む。また、1990年には日本情報地質学会を設立し、初代会長に就任する。

1996年岡山理科大学に転出し、翌年、新設の総合情報学部教授。「地震危険予知プロジェクトPISCO」を立ち上げた。

2004年、岡山理科大学を退職し、NPO法人大気イオン地震予測研究会e-PISCOを立ち上げ、初代理事長に就任した。

2011年1月3日心筋梗塞のため兵庫県川西市の自宅で死去[1]。78歳没。

著書

  • 『大地震の前兆現象 - 空が、大地が、動物が異常を発信する』 河出書房新社 1998年
  • 『前兆証言1519! - 阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分』(編著)東京出版 1996年

論文

推薦図書

  • 田代明美 『震度7を生き抜く - 大震災から命を守るために』(推薦:弘原海 清)時空出版 2011年

脚註

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