弘南鉄道ED30形電気機関車とは? わかりやすく解説

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弘南鉄道ED30形電気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/06 03:57 UTC 版)

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弘南鉄道ED30形電気機関車(こうなんてつどうED30がたでんききかんしゃ)は、かつて弘南鉄道が所有していた直流電気機関車である。1両(ED301)のみ在籍していた。

概要

1949年日本鉄道自動車で製造された、30t凸形の電気機関車である。外観上の特徴として、元空気溜が車体外(ボンネット前)に剥き出しになっている。

書類上は、1950年三井鉱山三池)から譲渡されたことになっている。これは、戦後の資材不足で新たな機関車製造が困難であったため、三井鉱山の受注枠を譲り受けたためである。よって、実際にこの機関車は三井鉱山での運用の実績はない。

貨物輸送の主力であったが、ED33形の入線以降は予備車となる。1984年の貨物輸送廃止後はほとんど運用されず、平賀駅の留置線に留置された状態であった。

2004年(平成16年)3月に廃車となる。

主要諸元

  • 全長:9,350mm
  • 全幅:2,400mm
  • 全高:3,998mm
  • 運転整備重量:30.0t
  • 電気方式:直流1500V(架空電車線方式)
  • 軸配置:B×B
  • 主電動機:70.5kW×4基

参考文献





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