平盛時禁制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 04:40 UTC 版)
宗瑞の備中伊勢氏出身説を裏付ける史料とされる平盛時禁制は、「法泉寺文書 附 伊勢盛時禁制札 (ほうせんじもんじょ つけたり いせもりとききんぜいふだ)」として岡山県の県指定重要文化財となっている。法泉寺に所蔵されているが、非公開である。内容は次の通りで、法泉寺において「乱入して狼藉を働くこと」「山中で竹と木を切ること」「寺域で殺生を為すこと」の三点を禁じ、背いた者を罪に問うことを謳っている (小さい文字は後代にこの禁制が解かれた際に書き加えられたものである)。 禁制 長谷法泉寺一 甲乙人等乱入狼藉事一 山中傍尒之内竹木切事一 於寺邊致殺生事右条々令堅禁制事若於背成敗輩者可處罪科也仍状如件天正二年甲戌迄百十二年歟文明三年辛卯六月二日 平盛時
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