常位胎盤早期剝離とは? わかりやすく解説

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常位胎盤早期剥離 (じょういたいばんそうきはくり)


常位胎盤早期剥離

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/17 09:07 UTC 版)

常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)とは、正常位置、即ち子宮体部に付着した胎盤が胎児娩出前に子宮壁から剥離する病態である。

疫学

  • 全分娩の1%ほどに起こる。特に妊娠高血圧症候群の例に多い。
  • 分娩を重ねるほど、高齢であるほど起こりやすい。
  • 予後は母体死亡率1~2%、児の周産期死亡率25~30%となっている。

症状

特にDICや弛緩出血の合併に注意する。

検査

  • 外診
    子宮底の上昇、緊張、膨大、圧痛
    腹壁緊張し、胎児部分を触れにくい
  • 内診
    卵膜の緊張
  • 超音波断層法
    胎盤後血腫像
  • 胎児ジストレス

治療

  • ショックの治療
  • 帝王切開
    但し、子宮口開大で児頭が骨盤腔内に存在するときは、吸引・鉗子分娩を行う。

参考文献

関連項目

外部リンク




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