市議会賞の創設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 18:36 UTC 版)
19世紀の終わり、フランスで「パリミュチュエル方式」の馬券が発明された。すぐに、奨励協会の発売するパリミュチュエル方式の馬券以外は非合法となり、奨励協会は豊富な資金を手にするようになった。この頃すでにパリ大賞は30年目を迎え国際的な大レースとして名声を確立していたが、パリ大賞は3歳馬しか出走することができなかった。そこで、1893年の秋に、4歳以上の国際競走として2400メートルの市議会賞(コンセイユ・ミュニシパル賞)が創設された。このレースは外国では好評を博したが、負担重量の問題から、フランス国内ではパリ大賞と並ぶような高い権威を得られなかった。
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