川瀬 敏男(かわせ としお)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 09:45 UTC 版)
「今昔百鬼拾遺 (小説シリーズ)」の記事における「川瀬 敏男(かわせ としお)」の解説
久保田の戦友の1人だった痩せた男。膏薬を売る行商をしていた。猿回しだった家系で、祖父の代までは実際に厩を清め雨乞いをする民間宗教者として村落を廻っていた。久我原にある遠内の出身で、若くして大多喜の女性と結婚して集落を出たが、ひどい迫害を受け暫くして戻ってきた。開戦から間も無く志願兵となり、息子を養鶏場に預けて出兵した。復員後に久保田たちの仲間になったようだが、現在は行方不明で、生きていれば40歳程。
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