川村怜とは? わかりやすく解説

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川村怜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/10 08:56 UTC 版)

川村 怜(かわむら りょう、1989年2月13日 - )は、日本視覚障害者5人制サッカー選手、日本代表[1]アクサ生命保険セラピストとして勤め[2]つくば市のブラインドサッカー・チーム「F.C.Avanzareつくば(F.C.アヴァンツァーレつくば)」に所属している[3][4]

経歴

大阪府東大阪市出身[1]。小学1年から少年サッカーをやっていたが[5]、5歳のころぶどう膜炎を発症し[6]、7歳のころからその進行により視力が著しく低下した[1]。中学以降はサッカーを離れ、陸上競技に取り組んだ[1]。鍼灸マッサージ関係の資格取得を目指して[7]2007年に進学した筑波技術大学で、ブラインドサッカーを始めた[1]

大学入学当初のころまでは弱視であったが[7]2009年ころにはかなり見えづらくなり、2013年には全盲と診断された[2]

2013年3月、日本代表に選出された初戦であるブラジルとの親善試合で、代表初ゴールを奪った[2]3月20日、フットメッセ大宮で行なわれたこの試合で、川村は2点先行された後半終盤48分に、日本代表唯一のゴールを挙げた[8]

2014年の日本選手権では、MVPに選ばれた[4]

脚注

  1. ^ a b c d e ブラサカ川村怜、リオで「メダルを獲得します」”. 日刊スポーツ (2015年6月21日). 2015年8月19日閲覧。
  2. ^ a b c 大元よしき (2014年4月24日). “ブラインドサッカー 代表デビュー戦でゴール 恐怖心を乗り越えて 川村怜さん (アクサ生命)6/6”. ウェッジ. 2015年8月19日閲覧。
  3. ^ B1クラス 選手&スタッフ 日本代表強化指定選手”. JBFA日本ブラインドサッカー協会. 2015年8月19日閲覧。
  4. ^ a b ニッポンチャレンジドアスリート 今秋のピックアップアスリート 川村怜(かわむら・りょう)選手”. ニッポン放送 (2014年11月15日). 2015年8月19日閲覧。
  5. ^ 大元よしき (2014年4月24日). “ブラインドサッカー 代表デビュー戦でゴール 恐怖心を乗り越えて 川村怜さん (アクサ生命)2/6”. ウェッジ. 2015年8月19日閲覧。
  6. ^ 大元よしき (2014年4月24日). “ブラインドサッカー 代表デビュー戦でゴール 恐怖心を乗り越えて 川村怜さん (アクサ生命)1/6”. ウェッジ. 2015年8月19日閲覧。
  7. ^ a b 大元よしき (2014年4月24日). “ブラインドサッカー 代表デビュー戦でゴール 恐怖心を乗り越えて 川村怜さん (アクサ生命)3/6”. ウェッジ. 2015年8月19日閲覧。
  8. ^ 【B1】さいたま市ノーマライゼーションカップ ブラインドサッカー国際親善試合 日本代表 VS ブラジル代表”. JBFA日本ブラインドサッカー協会. 2015年8月19日閲覧。



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