嵐山市民スキー場とは? わかりやすく解説

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嵐山市民スキー場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/27 04:22 UTC 版)

嵐山市民スキー場
スキー場に隣接する嵐山シャンツェ
左がK76、右がK50
所在地 北海道上川郡鷹栖町
座標 北緯43度47分48秒 東経142度18分20秒 / 北緯43.79667度 東経142.30556度 / 43.79667; 142.30556座標: 北緯43度47分48秒 東経142度18分20秒 / 北緯43.79667度 東経142.30556度 / 43.79667; 142.30556
運営者 株式会社旭川市振興公社[1]
廃業日 2006年2月
標高差 124 m
最長滑走距離 610 m
最大傾斜 24
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嵐山市民スキー場(あらしやましみんスキーじょう)は、北海道上川郡鷹栖町にかつて存在したスキー場。行政区画上では鷹栖町域にあるが、運営管理は旭川市が行なっている[2]

資金等の関係で2006年2月末で閉鎖した。跡地は一部を自然公園として整備するほか、森林としての復帰を目指す方向で検討が進められている[3]

スキージャンプ台

本スキー場にはスキージャンプ台(K点76mと50mの2種類、以下「K76」と「K50」と略す)が設けられており、かつては雪印杯全日本ジャンプ旭川大会といった全日本レベルの競技会も開催されていた。

旭川市では、ジャンプ台についてスキー場の閉鎖後も使用を継続するとしていたが、施設が老朽化していることや、特にK76について全日本スキー連盟におけるスキージャンプ台の公認規格が1996年(平成8年)に大幅に改訂されたことに伴う改修が行われていない[4]ことから、現在はK50のみが地元のスキー少年団等の練習に使用されている程度で[3]、公式競技会は2010年現在開かれていない。

このため「施設の老朽化により怪我人が出る恐れがある」「自然復帰の障害物となる」等の理由でジャンプ台の撤去を求める意見も出されているが[3]、逆に「スポーツ振興のためにはむしろジャンプ台を改修して国際競技会を開けるようにすべき」等の意見も旭川市議会の一部にあり[4]、意見の一致をみていない。また、改修にしろ撤去にしろ何らかの費用負担が発生することには変わりがなく、現在財政難の状況にある旭川市として新たな費用負担が難しいこともあって、現状は半ば放置状態が続いている。

リフト

シングルリフト(屈曲リフト)1基
かつてはごく普通のリフトだったが、隣接するジャンプ台を拡張した際に移設しなければならなくなり、傾斜の問題で日本国内では珍しい屈曲リフトが採用された。

関連項目

脚注

  1. ^ 公式サイト(旭川振興公社) - ウェイバックマシン(2007年9月29日アーカイブ分)
  2. ^ 正確には、旭川市が管理運営している嵐山公園の中の一施設という位置づけである。
  3. ^ a b c 「嵐山公園整備活用懇話会」報告書 - 旭川市土木部公園みどり課
  4. ^ a b 嵐山ジャンプ台について - 中村徳幸・平成16年度活動報告

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