岩﨑正寛とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 岩﨑正寛の意味・解説 

岩﨑正寛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 23:45 UTC 版)

岩崎 正寛(いわさき まさひろ、1989年平成元年)1月27日 - )は、日本柔術家ブラジリアン柔術)。

来歴

兵庫県出身。柔術家。

中学生の時にボブ・サップVSアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの試合を偶然観戦し、衝撃を受けた事からブラジリアン柔術に興味を持つ。

21歳の時にブラジルに単身で渡り、バルボーザ道場でマルコ・アントニオ・バルボーザよりポイントを取り黒帯を取得。日本人最年少黒帯保持者となり、その記録は現在も破られていない。

その足でオーストラリアのアリススプリングスへ渡り、グレイシーバッハのアソシエイションでインストラクターとして1年半指導をして生活をする。帰国後、仙台の会社でサラリーマン柔術家として試合を重ね、初の海外試合で居合わせた柔術家の玉木強の紹介で、トライフォース青山(現 CARPE DIEM BJJ 青山本部)のインストラクターとして石川祐樹代表の元でCARPE DIEM BJJとして働く事になる。CARPE DIEM BJJ三田へ配属後は、数多くの海外遠征を経て、世界のトップクラスで戦う日本代表の柔術家となる。

2017年 IBJJFアジア選手権にて、現RIZINファイター・元KSWフェザー級王者のクレベル・コイケに勝利。

2018年 ポルトガルで開催された 世界三大大会の一つであるヨーロピアン選手権において、最激戦区ともいえるライト級(76kg)で準優勝し、各階級での日本人最高位を取得。同年、グアムで開催されたMARIANAS OPENで、現UFCファイター・元柔術ライト級世界王者ギルバート・バーンズに勝利。BJJ HEROESランキングで全世界を含めた柔術家のライト級で2位となる[1]

2018年6月9日、QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYOに「TEAM HALEO」のメンバーとして参戦したホベルト・サトシ・ソウザ選手と対戦し、時間切れドローの結果で終わっている。同年、ジャズ歌手/文筆家として活動するRIKAPEPEと入籍。得意技の「DEEP HALF」が世界に認められ、2019年 IBJJF世界王者のベルナルド・ファリア選手プロデュースによる逆輸入版のDVDをアメリカで発売。

長年にわたりCARPE DIEM BJJで指導者として携わり、Kidsカテゴリーにおいては5人の世界王者を育てるなどの幅広い指導歴を持つ。

2020年故郷である兵庫県に戻り、関西初のCARPE DIEM BJJを芦屋市で出店。現在は、道場経営をしながら、RIZINで活躍するファイター萩原京平の指導なども行う。

戦績

グラップリング

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
金原正徳 8分1R終了 時間切れ QUINTET FIGHT NIGHT 5 in TOKYO 2020年10月27日
グラント・ボグダノフ 8分1R終了 時間切れ QUINTET FIGHT NIGHT 5 in TOKYO 2020年10月27日

表彰

個人

2016年
  • アジア選手権  準優勝(東京)
2017年
  • ヨーロピアン選手権 3位(リスボン)
  • 全日本選手権 優勝3連覇(国内)
2018年
  • ヨーロピアン選手権  準優勝(リスボン)
2019年

団体

  • QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO 優勝 
  • QUINTET FIGHT NIGHT4 in AKITA 優勝
  • QUINTET FIGHT NIGHT5 in TOKYO 準優勝

脚注

  1. ^ masahiro-iwasaki - BJJ HOROES

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  岩﨑正寛のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岩﨑正寛」の関連用語

岩﨑正寛のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岩﨑正寛のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの岩﨑正寛 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS