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岡辰喜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 07:08 UTC 版)

岡 辰喜(おか たつき、1868年3月24日明治元年2月12日[1] - 1924年大正13年)7月22日[2])は、日本の政治家衆議院議員(2期)。

経歴

熊本県出身[2]。漢学と法律を学ぶ。青藍学社を興し教育事業に力を尽くし、厚生社を創立し、地方工業の発展に努めた。東亜同志会幹事、東亜通商協会評議員兼顧問、熊本県教育会特別会員などを務めた[2]

1915年第12回衆議院議員総選挙において熊本県郡部から立憲同志会公認で立候補して初当選[3]。続く1917年第13回衆議院議員総選挙でも再選した[4]1918年に選挙法違反、詐欺財取事件で有罪となり禁錮1年の実刑判決[5][6]、2期目途中で議員辞職した。これにより勲四等及び大礼記念章を褫奪された[7]。1924年死去。

脚注

  1. ^ 衆議院『第三十六回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1915年、28頁。
  2. ^ a b c 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』143頁。
  3. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』59頁。
  4. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』63頁。
  5. ^ 熊本県代議士岡辰喜一氏有罪」『日米新聞』、1918年4月1日、1面。2024年2月26日閲覧。
  6. ^ 岡辰喜一ヶ年の禁錮と宣告せられる」『日米新聞』、1918年4月6日、1面。2024年2月26日閲覧。
  7. ^ 官報 1920年6月4日 一〇八頁

参考文献

  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。



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