山本浩之 (1966年生の陸上選手)とは? わかりやすく解説

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山本浩之 (1966年生の陸上選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 01:53 UTC 版)

山本 浩之(やまもと ひろゆき、1966年5月31日 - )は、福岡県北九州市出身の車いす陸上競技選手。

来歴・人物

20歳の時、バイク事故がもとで車いす生活となった。退院と同時に車いすバスケットボールに取り組み、10年ほどして車いすマラソンに転向した。今日では、パラリンピックや国際大会で日本代表選手として活躍する。

その一方で、2011年に高校生だった息子(妻の連れ子)を飲酒運転による事故で亡くしたことから、妻と共に被害者遺族の立場で飲酒運転撲滅に向けた活動を続けている[1]

主な記録

2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
  • 東京マラソン 優勝
  • 大分国際車いすマラソン 2位(国内1位)
  • ロンドンパラリンピック 22位
    接触によりタイヤが外れるアクシデントがあり、トップ集団から脱落し入賞の見込みが全くなくなったにも拘わらず、最後まで走り続け完走した。[2]

※出典:IPC公式サイト

その他

  • 競技用車いす(レーサー)は、本田技術研究所とホンダR&D太陽が共同で開発したもので、フルカーボン・モノコック構造である[3]
  • 松山ケンイチ主演の車いすバスケット映画『ウイニング・パス』で主人公の所属する「北九州イーグルス」と決勝で対戦する「大分ロッキーズ」の選手として、エキストラ出演している。

掲載記事

脚注

  1. ^ STORY」(光文社)2015年5月号p.324-325より(子供を亡くした母親についての特集記事で妻が取り上げられた)。
  2. ^ ロンドンパラリンピック公式サイト内の記事
  3. ^ ホンダ公式サイト

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