小林志保
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こばやし しほ
小林 志保
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プロフィール | |
性別 | 女性 |
出身地 | ![]() |
誕生日 | 10月4日 |
血液型 | B型[2] |
身長 | 168 cm[2] |
職業 | 声優、ミュージシャン[3]、作曲家[1] |
事務所 | フリー[4] |
公式サイト | http://wishmelo.com/ |
小林 志保(こばやし しほ、10月4日[5] - )は、日本の女性声優、ミュージシャン[3]、作曲家[1]。青森県弘前市出身[1]。フリー[4]。音楽活動での名義はWish Melodies[6]。作曲家としてはCastle Doorに所属している[1]。
略歴
小さい頃からアニメの主題歌やテレビで流れていた歌や親が聴いていた歌などの歌うことが好きであり、適当に自作して歌ったりしていた[7]。幼稚園に入園してから近所のピアノ教室に通っていたが、小学校高学年時代にピアノ教室を辞めた[7]。その頃絵本が好きで声に出して読むのも好きで、家ではごっこ遊びをしていた[8]。アニメも好きで幼稚園時代はセーラームーンごっこをしており、セーラーヴィーナスの死亡シーンのごっこをやったりしていた[7]。他にもジブリの『となりのトトロ』や『魔女の宅急便』を繰り返し見ていたり、『らんま1/2』も好きで小学校時代も『らんま1/2』が好きだった[7]。小学校に入学後はアニソンを狂ったように歌い、毎週のようにテレビの歌番組を見て、流行していた歌をチェックしていた[7]。ヒット曲の歌詞がたくさん掲載されていた雑誌を買い、歌詞を写経したノートを作り、学校でそれを見ながら、友人と一緒に歌ったていたりもしていた[7]。同時に外画も『金曜ロードショー』、『日曜洋画劇場』で毎週のように吹き替えに触れて職業としての声優をより身近に感じるようになっていたと語る[7]。
テレビを見ていた時に偶々CMでTWO-MIXの曲が使われており、その時に「わ、すごく良い声!」と思った[7][8]。その後、音楽番組でTWO-MIXの曲が流れて名前を認識していた[8]。アニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマになったTWO-MIXの『TRUTH〜A Great Detective of Love〜』をきっかけに気が狂うほど聞き、CDを買い漁っていた[8]。TWO-MIXに憧れすぎて小学校高学年くらいに自宅にあったパソコンと無料の作曲ソフトでピアノ曲を作り始める[7][8]。その時にTWO-MIXのボーカル/作曲の高山みなみに着目することになり、小林が好きだった『魔女の宅急便』、『らんま1/2』、『名探偵コナン』、『天使にラブ・ソングを2』、『耳をすませば』、『魔法騎士レイアース』に高山が出演していたこともあり、高山に憧れていたという[7][8]。
中学校に進学後は吹奏楽部に所属してフルートを担当[7]。あとは友人と行っていたカラオケに熱中して歌っており、親には禁止されていたが、カラオケに黙って行っていた[7]。中学時代に『らんま1/2』に再燃して全巻集めてキャラソン買い、アニメのOVAをTSUTAYAで借りたりしていた[7]。他にも好きな漫画を1人でキャラを全部演じ分けて音読したりしていた[7]。同時に作曲もしていたが、完成まで持っていけなかった[7]。中古で安い音源機材を買い、音が進化して嬉しくなったりもしていた[7]。
高校時代は進学校で一瞬入部していた吹奏楽部も全然おもしろくなく結局、勉強漬けの日々になった[7]。学校に上手くなじめず、いじめも受けて行きたくなくなり、毎朝遅刻をしたり、早退もしたりしており、その時に「ああ、もういっその事、死んでしまおうかしら。」と思う事も何度もあった[7][8][9]。その時から「好きな人と結婚しようとも、それで自分の人生の意味が途端にわかって、全てが解決し、充足するなんて事はなかろう」と考えていたことから結婚願望もなく「子を残す事は、人の罪」ぐらいに考えていたことから子供を持つ願望もなかったという[9]。
その頃から音楽を作る事からは離れ、勉強のBGMとして歌を流すという感じのほぼ聞き専だった[7]。そんな中に偶々見ていた『十二国記』で感銘を受けてDVDを全巻TSUTAYAで借りて全話を見ていたり原作も全部小説を読んでいたりしていた[7]。同時に聴いていたTWO-MIXの曲の歌詞に救われていたこともあったという[8]。
早稲田大学法学部卒業[3][5]。当初は「高校は〇〇高校!」、「大学は〇〇大学!」、「就職は、株式会社〇〇!」、「ずっと、そんな調子で競争をさせられるのが、バカらしいな」とも思い、「資格があれば、自分の力でも生きていけるかも」、「誰にも比べられる事無く、一人で仕事が出来るかも」と法学部を選ぶ[9]。母方の祖父は社労士で自宅で仕事をしていたこともあり、小林は「資格を取る→自宅開業」のようなイメージもできていた[9]。しかし大学は資格予備校ではなかったこともあり、「法学部に進もう」と決めたあたりから「就職は嫌だ」と思っており、会社員をしている小林自身が全然想像できなかった[9]。大学時代は単位のために勉強をし、民法なども落としていたり、授業中に90分も寝ていたこともあった[9]。その時から「しかも、法律…これ…面白いか…?あれ…?一生やり続けるのか…?うう…なんだろう…え…どうしたらいいんだろう…あれ…?」と色々悩み始めていたという[9]。
大学時代は他の大学のサークルに入り、フルートを吹いたり、勉強のために我慢していた作曲を再開もして電子ピアノで弾いて曲を作ったり歌い始めていた[7][9]。大学時代も『十二国記』は好きで、その他にも同時に色々な作品に触れており、「声優っていいなあ」と改めて思うようになった[7]。
大学生活は楽しかったが、心の奥底で「これでいいんだろうか。」、「私の人生って、何のためにあるんだろう。」、「このままでいいのか…」、「どうしたらいいんだろう」となど思い悩んでいた[9]。その時に「きっと何か変わるだろう満たされるだろう何か発見できるに違いない」と思い、皆もしていたアルバイトをすることを思いついた[9]。それまでは経済的には恵まれており、奨学金と親からの仕送りでアルバイトせずに大学生活は送っていた[9]。その後はドラッグストアのアルバイトを半年くらいしていたり、研究所のお手伝いのアルバイトを1ヶ月くらいで辞めまでしていたり、単発の派遣のアルバイトなどをしていたが、労働に向いていないため辞めた[9]。
その後「何か見つけないとまずい。」、「やりたい事、やれる事、何がしか無いのか…。」と悩んでいたが、その時に色々な本を読んでいた[9]。この時に読んでいた本で、印象に残っていたのはジュリア・キャメロン著書の『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』 [9]。その時は「歌が歌いたかった。」、「曲が作りたかった。」、「声優になりたかった。」と色々気付き、「どうせ、いつかは死ぬんだから、やりたい事、全部やってから、死にたいなあ。」とそんな風に思うようになったが、中々踏み出せなかったという[9]。
同時に外画のラブコメに熱中して見まくったり、英語の授業で芝居をやったり、授業がきっかけで邦画を見て蒼井優に熱中して邦画を見まくったり、友人がミュージカルが好きで連れて行ってもらったり、大学2年生の時に友人を誘い、声優のオーディションを受けてその友人が声優になったり色々な事があった[7][9]。大学3年生の就活を考えなくてはならない時期に「声優、やってみたいなあ」と頭の中から離れていなかった[9]。そんな中、東京アナウンスアカデミー[2]のパンフレットを請求して前述のアルバイトでお金も貯まってたこともあり、大学4年生の時に並行して同アナウンスアカデミーに通っていた[9]。
卒業時のオーディションで、事務所のマネージャーの方に声をかけてmらい、マウスプロモーション附属俳優養成所26期[10]に2年間通っていた[9]。その後は映像テクノアカデミアに通っていた[2]。当時は音楽の道に行くか迷っていたが、「音楽は趣味でひとりでもできるよなあ。声優はひとりじゃできないしなあ。後悔しないのは、どの道だろう…」と考えて、結局声優の勉強を大学を卒業してもしていたという[9]。
ケンユウオフィス[4]に所属して、声優としての活動を始める[3]。活動当初は外画の吹き替えでの出演が多かった[3]。その後はパワー・ライズを経て[4]、2020年4月より一時期フリーとなるが、その後、2020年6月よりプロダクション・エース[11]所属となる[12]。その後、2021年12月31日付けでプロダクション・エースを退所して再びフリーとなる[4][13]。
人物
特技は作編曲、歌唱。趣味はフルート演奏[11]。
資格は普通自動車運転免許[11]。
子供の頃から見た目に自信がなく、ぽっちゃりしていた[14]。近眼で小学生の頃からメガネをかけており、クラスの意地悪な男の子からは「博士」と呼ばれていた[14]。中学生の頃から背が伸びるのに伴り、痩せ型となり、オシャレにも気を遣いたくなり、「メガネも嫌だなあ」と思い始めて親に頼み、コンタクトレンズを使い始めたという[14]。
兄がいる[14]。
出演作品
テレビアニメ
- ヘボット!(2016年、メイドーにょ)
劇場アニメ
- ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年)
ゲーム
吹き替え
- ファングボーン(ロバート・トベア)
- 赤い天幕(少年ルベン、トラ)
- ウォンテッド! ローラ&チェルシー(カレン)
- スキャンダル 託された秘密(女医)
- ザ・クラウン (ネットフリックス)シーズン2(ドロシー)
- ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンスの裏側(※製作ドキュメンタリー)
脚注
- ^ a b c d e “Profile”. シンガー・声優・作曲家 小林志保. 2025年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月22日閲覧。
- ^ a b c d “小林 志保”. ケンユウオフィス. 2016年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月22日閲覧。
- ^ a b c d e “自己紹介”. note (2025年6月21日). 2025年9月22日閲覧。
- ^ a b c d e “Profile”. 小林志保ウェブサイト. 2023年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月22日閲覧。
- ^ a b “About me”. 小林志保 - Wish Melodies. 2025年9月19日閲覧。
- ^ “Music”. 小林志保 - Wish Melodies. 2025年9月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w “【自分史】音楽や声優を志したきっかけ”. note (2025年7月29日). 2025年9月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “TWO-MIX(高山みなみ&永野椎菜)に救われてきたし、人生変えられてきた”. note (2025年7月12日). 2025年9月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “早大生だったのに、就職しなかった話”. note (2025年6月29日). 2025年9月22日閲覧。
- ^ アテレコ授業 ☆ 26期 小林志保 - マウスプロモーション附属養成所ブログ 2012年6月2日
- ^ a b c d “小林 志保”. プロダクション・エース. 2021年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月22日閲覧。
- ^ “プロダクション・エースさんにお世話になることになりました。”. 2024年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。
- ^ “あけましておめでとうございます&声優事務所退所のお知らせ”. 2023年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。
- ^ a b c d “見た目で判断する他人”. note (2025年9月14日). 2025年9月22日閲覧。
外部リンク
- 小林志保 - Wish Melodies
- 小林志保 (shihohhoho) - note
- シンガー・声優・作曲家 小林志保 - ウェイバックマシン(2025年5月21日アーカイブ分)
- Wish Melodies Blog - ウェイバックマシン(2024年5月30日アーカイブ分)
- 小林志保 - Wish Melodies (@wishmelodies) - X
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