小平蘂岳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/16 13:27 UTC 版)
小平蘂岳 | |
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苫前町から望む小平蘂岳
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標高 | 960.4 m |
所在地 | ![]() 留萌郡小平町 雨竜郡幌加内町 |
位置 | 北緯44度09分43秒 東経142度04分30秒 / 北緯44.16194度 東経142.07500度座標: 北緯44度09分43秒 東経142度04分30秒 / 北緯44.16194度 東経142.07500度 |
山系 | 天塩山地 |
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小平蘂岳(おびらしべだけ)は、北海道の留萌郡小平町と雨竜郡幌加内町の2町にまたがる標高960.4mの山である。山頂には二等三角点「小平蘂岳」が設置されている[1]。
概要
天塩山地の南側に位置する主稜線上の山で、霧立峠を挟んで上古丹別山と対峙する。山頂周辺には無名な池が存在する。なおすぐ南のピークの方が若干山頂よりも標高が高い(980m以上)。
かつては「オピラウシュペッヌプリ(小平蘂川・山)」と呼ばれており[2]、小平蘂川の源頭であった。小平蘂川はアイヌ語の「オ・ピラ・ウシ・ペッ(川口・崖・ある・川)」が語源であるとされ、河口の北岸が崖であることからついた[3]。
登山
登山道はないため残雪期に登られる。霧立峠から主稜線を南下して山頂へ行くのがメインルートで、アップダウンを繰り返すため体力が必要である。
脚注
- ^ “基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2025年4月19日閲覧。
- ^ “東西蝦夷山川地理取調図”. koukita.github.io. 2025年4月18日閲覧。
- ^ 『小平町史』小平町、1976年。
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