対象とされた範囲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 20:00 UTC 版)
「古代世界の七不思議」の記事における「対象とされた範囲」の解説
七不思議のリストに取り上げられているものは、造形物、建築などの記念物だけであり、地域的にも地中海地方から中東にかけてに限られているが、これは古代ギリシア人にとっての既知の世界の範囲であった。したがって、この範囲を超えた外にあったものは、当時の記述には反映されなかった。 古代ギリシア世界の書き手たちが残した記述は、このリストに挙げられた場所に極めて大きな影響を与えることとなった。7件のうち5件は、ギリシア人の手で完成された芸術ないし建築を讃えるものであり、例外はギザの大ピラミッドとバビロンの空中庭園だけであった。
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