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宮田亜佐(みやた・あさ)


宮田亜佐

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/05 22:32 UTC 版)

(みやた あさ、1928年 - 没年不明)は日本推理作家神奈川県三浦市生まれ。幻影城新人賞の最終候補作品「(おしょうろぶね)」でデビューした。(みやた いっせい)名義でも長編を刊行している。

来歴

本名は亀田好雄。旧善隣外事専門学校中退。三浦市役所に勤務[1]1975年に募集が開始された第1回幻影城新人賞小説部門に「お精霊舟(おしょうろぶね)」を投じ、受賞は逃したものの「推薦新人」の作として掲載され、デビューした。同じ回で同じく推薦新人としてデビューした作家に筑波耕一郎がいる。この回の入選は村岡圭三、佳作は泡坂妻夫田中文雄だった。

幻影城新人賞の受賞者を中心に結成された「影の会」のメンバー。デビュー作を含め、『幻影城』に5短編が掲載されている。また、幻影城ノベルスからは長編『火の樹液』が刊行されている。

作品リスト

雑誌掲載

幻影城
  • お精霊舟 (No.15、1976年3月号)
    • 甦る「幻影城」Ⅲ 不朽の名作』(1998年3月、角川書店 カドカワ・エンタテインメント)
  • 白い釣瓶 (No.17、1976年5月号)
  • 実朝の首 (No.21、1976年8月号)
  • 決算委員会 (No.30、1977年5月号)
  • ガセネタ・ヤポン (No.39、1978年新年増刊号)

単行本

宮田亜佐名義
  • 火の樹液 (1978年4月、幻影城 〈幻影城ノベルス〉)
宮田一誠名義

脚注

  1. ^ 『甦る「幻影城」Ⅲ 不朽の名作』(1998年3月、角川書店)の著者紹介参照

関連項目



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