安長寺とは? わかりやすく解説

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安長寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/26 22:50 UTC 版)

安長寺
所在地 愛知県豊田市梅坪町5丁目14-1
位置 北緯35度06分0.3秒 東経137度09分25.7秒 / 北緯35.100083度 東経137.157139度 / 35.100083; 137.157139
宗旨 浄土真宗
宗派 大谷派
本尊 阿弥陀如来
文化財 山門(登録有形文化財
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安長寺(あんちょうじ)は、愛知県豊田市梅坪町5丁目14-1にある真宗大谷派寺院。本尊は阿弥陀如来。楼門の山門は登録有形文化財

歴史

創建

文明9年(1477年)、加賀国の杉浦安長が本願寺蓮如上人に帰依して正蓮坊と名乗り、三河国加茂郡高橋庄大島郷(現・豊田市荒井町)に寺を創建した[1]。後にこの寺が安長寺となった[1]

近世

幾度も水害にあったことで梅坪村に移転した[1]。享保年間(1716年-1736年)ごろに本堂が再建されたと伝わり、寛延3年(1750年)には鐘楼堂も再建された[1]。宝暦13年(1763年)の梅坪村の大火で本堂や鐘楼堂が焼失した[1]。大火後には梅坪村内で移転し、安永2年(1773年)ごろに本堂が再建され、天保3年(1832年)には山門も再建された[1]

近現代

その後、本堂や鐘楼堂が建て替えられた[1]。2017年(平成29年)10月27日、山門が登録有形文化財に登録された。

文化財

山門

登録有形文化財

  • 山門 - 木造、瓦葺。間口3.9m。天保3年(1832年)竣工[1]。一間一戸の楼門。山門は上層に鐘を吊る鐘楼門ではなく、仏壇が設けられており、真宗寺院としては類例が少ないとされる。

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 安長寺山門 愛知県

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