安楽寺_(愛知県南知多町)とは? わかりやすく解説

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安楽寺 (愛知県南知多町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/03 05:53 UTC 版)

安楽寺
所在地 愛知県知多郡南知多町大字日間賀島字里中48
位置 北緯34度42分21.8秒 東経137度00分34.6秒 / 北緯34.706056度 東経137.009611度 / 34.706056; 137.009611座標: 北緯34度42分21.8秒 東経137度00分34.6秒 / 北緯34.706056度 東経137.009611度 / 34.706056; 137.009611
山号 永峰山
宗旨 曹洞宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 明応3年(1494年)
開山 別山月伝和尚
別称 たこ阿弥陀
法人番号 2180005012153
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安楽寺(あんらくじ)は、愛知県知多郡南知多町大字日間賀島字里中48にある曹洞宗寺院。山号は永峰山。本尊は阿弥陀如来たこ阿弥陀(たこあみだ)という別名で知られる。

歴史

山門

明応3年(1494年)、九州筑前国の別山月伝和尚が東国に向かう途中、日間賀島に立ち寄って寺院を創建した[1]。持参した聖観音像を本尊とし、前住地から安楽寺と名づけた[1]

江戸時代初期の慶安元年(1648年)、遠江国引佐郡三ヶ日の金剛寺の6世心翁秀傳大和尚が曹洞宗に改宗した[1]

たこ阿弥陀

たこ阿弥陀

本堂の手前にある堂には金色に輝く「たこ阿弥陀」が祀られている[1]。かつて大地震が起こり、日間賀島と佐久島の中間にある大磯の寺に祀られていた阿弥陀如来三河湾に沈んだが、漁師によって引き揚げられた時には1匹の大ダコが阿弥陀如来を守るように抱きついていた[2][3]。それ以来、日間賀島の住民は阿弥陀如来を「たこ阿弥陀」として祀り、安楽寺そのものが「たこ阿弥陀」と呼ばれるようになった[2]。大地震が起こった記録はないが、何かしらの史実に基づいた言い伝えである可能性がある。毎年1月3日にはたこ供養を行っている。たこは吸盤で吸い付いて離さないことから、たこ阿弥陀に祈願すると良縁を呼び込むという。

現地情報

所在地
アクセス

TV

2013年(平成25年)8月10日放送のメ〜テレウドちゃんの旅してゴメン」でよゐこ濱口優キャイ〜ンウド鈴木[4]、同じく2013年(平成25年)8月10日放送分ではフジテレビ系列の「にじいろジーン」でベッキーが、2018年(平成30年)8月11日放送分では濱口優とA.B.C-Z塚田僚一[5]安楽寺を訪れている。

脚注

  1. ^ a b c d 安楽寺 由緒書
  2. ^ a b c 安楽寺(たこ阿弥陀) 日間賀島観光ナビ
  3. ^ 見てみよう! 歴史災害記録と旬のあいち 歴史地震研究プロジェクト、2017年8月
  4. ^ 10周年特別企画 親友とふた旅 愛知県・日間賀島 メーテレ、2013年8月10日
  5. ^ デルサタツアーズ 濱口&A.B.C-Z塚田 in 知多半島・日間賀島(2) メーテレ、2018年8月11日

参考文献

外部リンク




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