安倍氏の構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 09:05 UTC 版)
安倍氏の直系は、奥六郡の主要な地に一族の重要人物を配置すると同時に、藤原経清、平永衡、藤原業近(宗任の腹心)、散位・平孝忠(父は治安3年(1022年)〜長元元年(1028年)まで陸奥守を務めた平孝義、母は安倍忠良の娘で、散位と記されているので有位者であったと考えられる)、藤原重久、散位・物部惟正、藤原経光、藤原正綱、藤原正元、藤原頼久、藤原遠久や気仙郡の豪族・金氏、下北半島〜八戸市周辺の在地豪族であった安倍富忠のように、安倍氏直系以外の人間(おそらく鎮守府官人の系譜に連なる人間)も「奥州安倍氏」を構成していた。
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