宇治村 (岡山県)とは? わかりやすく解説

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宇治村 (岡山県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 14:46 UTC 版)

うじそん
宇治村
廃止日 1954年5月1日
廃止理由 新設合併
上房郡高梁町津川村川面村巨瀬村、川上郡玉川村宇治村松原村高倉村落合村 → 高梁市(初代)
現在の自治体 高梁市
廃止時点のデータ
日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
川上郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,556
国勢調査、1950年)
隣接自治体 吹屋町中村成羽町、松原村、高倉村、阿哲郡石蟹郷村
宇治村役場
所在地 岡山県川上郡宇治村大字宇治
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宇治村(うじそん[1])は、岡山県川上郡にあった。現在の高梁市の一部にあたる。

地理

大池山の南に位置し、島木川が南流していた[2]

歴史

  • 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、川上郡穴田村、宇治村、中野村(一部、字本郷)、飯部村(一部、字遠原)が合併して村制施行し、宇治村が発足[1][2]。穴田、宇治、本郷、遠原の4大字を編成[2]
  • 1954年(昭和29年)5月1日、川上郡玉川村・松原村・高倉村・落合村、上房郡高梁町・津川村・川面村・巨瀬村と合併し、市制施行し高梁市を新設して廃止された[1][2]。合併後は、高梁市宇治町穴田・宇治町宇治・宇治町本郷・宇治町遠原となる[2]

産業

  • 農業、畜産、酒造[2]

教育

  • 1874年(明治7年)養福寺が仮校舎で貫造小学校開設[2]。1878年(明治11年)貫造・研精・円山の3小学校を統合して大荒木に煮鮮小学校を新築[2]。1887年(明治20年)尋常煮鮮小学校、1888年(明治21年)宇治簡易小学校に改称[2]。その後、尋常宇治小学校となり、1900年(明治33年)宇治尋常高等小学校、1947年(昭和22年)宇治小学校に改称[2]
  • 1947年、宇治中学校開校[2]
  • 1948年(昭和23年)県立成羽高等学校宇治分校が設立し、1954年(昭和29年)高梁市立宇治高等学校(現岡山県高梁市立宇治高等学校)として独立[2]

脚注

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』90頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 『角川日本地名大辞典 33 岡山県』152-153頁。

参考文献

関連項目




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