天王塚古墳 (甘楽町)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 天王塚古墳 (甘楽町)の意味・解説 

天王塚古墳 (甘楽町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 07:06 UTC 版)

天王塚古墳

墳丘(左に前方部、右に後円部)
別名 神明塚古墳
所在地 群馬県甘楽郡甘楽町大字福島1277-1・2
位置 北緯36度15分11.15秒 東経138度55分41.07秒 / 北緯36.2530972度 東経138.9280750度 / 36.2530972; 138.9280750座標: 北緯36度15分11.15秒 東経138度55分41.07秒 / 北緯36.2530972度 東経138.9280750度 / 36.2530972; 138.9280750
形状 前方後円墳
規模 墳丘長76m
高さ10m(後円部)
埋葬施設 不明(竪穴式石室か)
築造時期 5世紀初頭
史跡 甘楽町指定史跡「天王塚古墳」
地図
天王塚古墳
テンプレートを表示

天王塚古墳(てんのうづかこふん、神明塚古墳)は、群馬県甘楽郡甘楽町福島にある古墳。形状は前方後円墳。甘楽町指定史跡に指定されている。

概要

群馬県南部、鏑川南岸の河岸段丘の第二段丘縁辺に築造された古墳である。これまでに発掘調査は実施されていない。

墳形は前方後円形で、前方部を北西方向に向ける。墳丘外表では川原石が散在し葺石が存在したと見られるが、埴輪片は認められていない[1]。また墳丘周囲には周濠が存在したと見られる[2]。埋葬施設は明らかでないが、竪穴系施設の存在が推測される[2]。築造時期は古墳時代中期の5世紀初頭頃と推定される[1]。鏑川流域では古相の前方後円墳として重要視される古墳になる。

古墳域は1977年昭和52年)に甘楽町指定史跡に指定されている。

墳丘

後円部墳頂

墳丘の規模は次の通り[1]

  • 墳丘長:約76メートル
  • 後円部
    • 直径:50メートル
    • 高さ:10メートル
  • 前方部
    • 幅:39メートル
    • 高さ:7.5メートル

文化財

甘楽町指定文化財

  • 史跡
    • 天王塚古墳 - 1977年(昭和52年)6月13日指定[2]

脚注

  1. ^ a b c 史跡説明板。
  2. ^ a b c 天王塚古墳(甘楽町ホームページ)。

参考文献

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  天王塚古墳 (甘楽町)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天王塚古墳 (甘楽町)」の関連用語

天王塚古墳 (甘楽町)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天王塚古墳 (甘楽町)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの天王塚古墳 (甘楽町) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS