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大竹秀義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/26 04:20 UTC 版)

大竹 秀義
基本情報
国籍 日本
出身地 埼玉県久喜市
生年月日 (1988-07-26) 1988年7月26日(37歳)
身長
体重
180 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り NPB / 2015年 育成選手ドラフト5位
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

大竹 秀義(おおたけ ひでよし、1988年7月26日 - )は、埼玉県久喜市出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。NPBでは育成選手であった。

経歴

プロ入り前

春日部共栄高等学校時代は2年の夏に第87回全国高等学校野球選手権大会に出場[1]。高校卒業後は國學院大學に進学。

独立リーグ時代

國學院大では登板のないまま、2年の冬にベースボール・チャレンジ・リーグのトライアウトを受験。2008年のBCリーグドラフトで信濃グランセローズから指名され入団。

2009年は30試合に登板し1勝3敗1セーブ、防御率3.89だった。

2010年は右肘の手術を行い治療に専念するため、4月9日に任意引退が発表された[2]

2011年1月に練習生契約で信濃に復帰し、7月29日に信濃と「秀義」の登録名で再契約した[3]。この年は3試合の登板にとどまった。

2012年は34試合に登板し0勝1敗、防御率3.14だった。オフの10月17日に富山サンダーバーズへ移籍した[4]

2013年は46試合に登板し1勝5敗17セーブ、防御率2.23だった。

2014年1月8日にボストン・レッドソックスのマイナーキャンプに招待されたが[5][6]、同年3月12日に戦力外通告を受けた[7]

独立リーグ復帰

2014年3月24日に富山サンダーバーズへの復帰が発表された[8]。同年10月24日、任意引退を理由に退団することが発表された[9]

2015年はアメリカの独立リーグであるフロンティアリーグのシャンバーグ・ブーマーズでプレーしていたが、9月11日にベースボール・チャレンジ・リーグの臨時分配ドラフトにおいて武蔵ヒートベアーズから指名され[10]、入団[11]

巨人時代

2015年10月22日に行われたプロ野球ドラフト会議において、育成ドラフト5巡目で読売ジャイアンツから指名を受けた[12]。11月16日に支度金300万、年俸240万で仮契約した[13]。今ドラフトで選ばれた、新人選手116人の中の最年長選手で昭和生まれも大竹ただ一人だった。

2017年10月31日、自由契約公示された[14]

2018年1月1日付けで打撃投手になることが発表された。

詳細情報

年度別投手成績

  • 一軍公式戦出場なし

独立リーグでの投手成績

BCリーグ











































W
H
I
P
2009 信濃 30 1 3 1 0 .250 39.1 175 43 2 32 10 5 25 17 2 1 1 3.89 1.36
2011 3 0 0 0 0 ---- 3.0 14 2 0 2 3 1 2 2 2 0 0 6.00 1.67
2012 34 0 1 0 0 .000 28.2 124 32 0 22 13 2 15 10 7 0 0 3.14 1.60
2013 富山 46 1 5 17 0 .167 44.1 188 34 2 47 16 3 14 11 7 0 1 2.23 1.13
2014 38 3 6 12 0 .333 39.0 170 38 4 27 17 1 25 21 4 0 0 4.85 1.41
2015 武蔵 4 0 1 0 0 .000 4.0 24 9 0 5 4 0 6 6 0 0 0 13.50 3.25
通算:6年 155 5 16 30 0 .238 158.1 695 158 8 135 63 12 87 67 22 1 2 3.81 1.40
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

  • 13 (2009年、2011年 - 2012年)
  • 14 (2013年、2014年)
  • 18 (2015年途中 - 同年終了)
  • 019 (2016年 - 2017年)
  • 204 (2018年 - )※打撃投手

登録名

  • 大竹 秀義 (おおたけ ひでよし、2009年、2013年 - 2017年)
  • 秀義 (ひでよし、2011年 - 2012年)

脚注

  1. ^ 広田和也 (2014年1月29日). “大リーグキャンプ挑戦 サンダーバーズ大竹投手”. 中日新聞. 2014年1月29日閲覧。
  2. ^ 選手契約解除のお知らせ”. 信濃グランセローズ (2010年4月9日). 2014年1月29日閲覧。
  3. ^ 選手契約のお知らせ”. 信濃グランセローズ (2011年7月29日). 2014年1月29日閲覧。
  4. ^ 選手の移籍について”. 信濃グランセローズ (2012年10月17日). 2014年1月29日閲覧。
  5. ^ Joon Lee (2014年1月10日). “Red Sox sign Japanese independent league pitcher Hideyoshi Otake”. MLB Daily Dish. 2014年1月29日閲覧。
  6. ^ 大竹秀義投手 ボストンレッドソックスマイナーキャンプ参加のお知らせ”. 富山サンダーバーズ (2014年1月8日). 2014年1月29日閲覧。
  7. ^ 大竹が戦力外 Rソックスとマイナー契約…「キャンプに懸けていた」”. スポニチ Sponichi Annex (2014年3月12日). 2014年3月17日閲覧。
  8. ^ 大竹投手復帰のお知らせ”. 富山サンダーバーズ (2014年3月24日). 2014年3月25日閲覧。
  9. ^ 退団選手のお知らせ”. 富山サンダーバーズ (2014年10月24日). 2014年10月24日閲覧。
  10. ^ 臨時分配ドラフト追加指名のお知らせ (PDF) ”. 武蔵ヒートベアーズ Musashi Heat Bears web page (2015年9月11日). 2015年9月11日閲覧。
  11. ^ 新入団選手のお知らせ (PDF) ”. 武蔵ヒートベアーズ Musashi Heat Bears web page (2015年9月11日). 2015年9月11日閲覧。
  12. ^ 育成ドラフトでも8選手”. 読売巨人軍公式サイト (2015年10月22日). 2015年10月22日閲覧。
  13. ^ 巨人、育成1位・増田らと仮契約”. サンケイスポーツ (2015年11月17日). 2015年11月19日閲覧。
  14. ^ 自由契約選手(育成選手)|2017年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2017年10月31日). 2017年11月1日閲覧。

関連項目

外部リンク




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