大江千古
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/19 07:31 UTC 版)
大江 千古(おおえ の ちふる、貞観8年(866年) - 延長2年5月29日[1](924年7月3日))は、平安時代の貴族、公家。参議・大江音人の七男で、兄に大江千里がいる。官位は従四位下・伊予権守[2]。
延喜元年(901年)の方略試で及第し、翌年の除目で式部少丞に任ぜられている。漢学に詳しく、醍醐天皇の侍読を務めた。延長2年(924年)5月29日卒去(没日を2月2日とする説もある)。時に伊予権守従四位下。
『後撰和歌集』に「冬の歌」と「恋の歌」の二つの歌が、『新古今和歌集』には延喜6年(906年)の日本紀竟宴の時に詠まれた歌が入集している。
系譜
脚注
参考文献
- 井上辰雄『平安儒家の家 大江家のひとびと』塙書房、2014年 ISBN 978-4-8273-1265-2 第9章「大江千里と千古」
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