夢みる港とは? わかりやすく解説

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夢みる港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/20 18:57 UTC 版)

「夢みる港」
橋幸夫シングル
B面 あの娘は街へ
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル ビクター(SV-384)
作詞 佐伯孝夫
作曲 吉田正
橋幸夫 シングル 年表
哀愁の果てに
(1965年2月20日)
夢みる港
(1965年)
喧嘩笠
(1963年12月5日)
橋幸夫吉永小百合 年表
愛のしあわせ
(1965年3月5日)
夢みる港
(1965年)
-
試聴
夢みる港 - YouTube
ビクターエンタテインメント提供のYouTubeアートトラック)
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『夢みる港』は、1966年4月15日に ビクターより発売された橋幸夫の78枚目のシングル(SV-384)で[1]、吉永小百合とのデュエット曲

概要

  • 橋と吉永小百合とのデュエット曲は、レコード大賞を受賞した『いつでも夢を』(VS-807)から数えて、本作は6曲目にあたり、最後のデュエット曲となっている。
  • 「夢のコンビ」といわれ[2]、その後、2作目『若い東京の屋根の下』(63年)、3作目『若い歌声』(63年)、4作目『そこは青い空だった』(64年)、5作目『愛のしあわせ』(65年)が制作発売された。
  • 5作目『愛のしあわせ』では「清純コンビから愛のコンビ」へ成長を目指したが、「あまり、功を奏さなかった」[3]とされ、本作では以前イメージへ回帰している。このため、橋は「ずいぶん古めかしい印象のものになってしまったようです」、また「『いつでも夢を』のイメージがあるから、そこからの脱皮は難しかったね」回想している[4]
  • これまでの楽曲のジャケットでは、単独で撮影された写真2枚を並べてジャケットに使用されていたが、本楽曲のジャケットで初めて、橋が吉永に肩に手を乗せ、二人が一緒に撮られた写真が使用されている。
  • c/wの「あの娘は街へ」も佐伯作詞、吉田作曲であるが、デュエット最終曲にしてはじめて、AB両面ともデュエット曲となっている。本曲については「うたごえ喫茶風の素朴な味わいのある歌」と紹介されている[5]

収録曲

  1. 夢みる港
    作詞: 佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  2. あの娘は街へ
    作詞: 佐伯孝夫、作・編曲:吉田正

収録アルバム

  • 橋幸夫
    近年のCDでのベスト盤への収録は少ない。20年以上前の『橋幸夫/豪華版全曲集』 [2CD] 1992年10月28日 VICL-40059~60に収録
    CD-BOXでも『橋幸夫大全集』(1993年9月20日)のDISC5に収録されるのみで他のCD-BOXにはない。
  • 吉永小百合の:CD-BOX
    『吉永小百合大全集』(1995年6月21日)VICG-58151~6 DISC-3に収録
    『吉永小百合ベスト100』(2012年10月3日)VICL-63921~6 DISC-4に収録
    本BOXには、橋とのデュエット曲7曲全て収録されており、「あの娘は街へ」へも収録されている。

出典

  1. ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁参照
  2. ^ ビクター出版株式会社『橋幸夫・吉永小百合 夢のコンビ』(MBK3083)1963年12月 2-3頁参照
  3. ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 55頁
  4. ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』前掲 62頁
  5. ^ 日本ビクター出版『恋と涙の太陽』1967年1月刊行 19頁



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