夜叉龍神社 (揖斐川町)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 夜叉龍神社 (揖斐川町)の意味・解説 

夜叉龍神社 (揖斐川町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 09:16 UTC 版)

夜叉龍神社
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内川上
位置 北緯35度36分57.1秒 東経136度21分36.5秒 / 北緯35.615861度 東経136.360139度 / 35.615861; 136.360139
主祭神 夜叉龍神
創建 1647年(正保4年)
テンプレートを表示

夜叉龍神社(やしゃりゅうじんじゃ)は、岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内川上(旧坂内村)にある神社である。

夜叉ヶ池にゆかりのある神社である。

祭神

  • 夜叉龍神
    • 夜叉ヶ池伝説の龍神。雨乞いにご利益があるという。詳しくは夜叉ヶ池夜叉堂を参照。

※現地案内板では祭神は高らい神[1][2]

沿革

  • 1647年正保4年) - 大垣藩藩主戸田氏鉄によって創建[2]大垣藩領の治水の鎮守として祀ったという。長昌寺に別当を委託。この地には夜叉姫が髪を洗ったといわれている池(お洗池)が存在していた。
  • 1772年明和9年) - 再建。
  • 1895年(明治28年)8月 - 大雨により大規模な土砂崩れ(川上ナンノ谷大崩壊)が発生し、崩壊土砂が坂内川を堰きとめる。この天然ダムが数日後に決壊、この鉄砲水により夜叉龍神社は流出。長昌寺の堂内に神霊を祀る[2]
  • 1914年(大正3年)- 川上白山神社とともに八幡神社に合祀される。その際夜叉龍神社から高らい[1]神社に改称。
  • 1934年(昭和9年) - 揖斐川電気(現イビデン)が現在地に復興[2]。揖斐川電気により川上地区に寄附される。

交通

自動車

その他

  • 揖斐川電気は揖斐川上流域に多くの水力発電所を保有していた。水不足は発電量に影響を与えることから、川上発電所開設のさい、坂内村と会社の平安隆盛を祈願し、夜叉龍神社を復興している[2]。現在もイビデンの役員は、この夜叉龍神社に参拝し、夜叉ヶ池へ向かうのが恒例行事という。
  • 国道303号沿線の夜叉ヶ池の登山口に通じる林道の分岐点にある。なお、夜叉ヶ池登山口に鳥居が、夜叉ヶ池のほとりに奥宮夜叉龍神社がある。

脚注

  1. ^ a b 「らい」はあめかんむりに龍。
  2. ^ a b c d e 現地の案内板による。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「夜叉龍神社 (揖斐川町)」の関連用語

夜叉龍神社 (揖斐川町)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



夜叉龍神社 (揖斐川町)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの夜叉龍神社 (揖斐川町) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS