外宮の御酒殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/02 21:01 UTC 版)
外宮所管社の御酒殿は、外宮神域の北御門参道脇にある忌火屋殿の奥に鎮座する。一般の参拝者が立ち入ることのできない区域にあるため、忌火屋殿前から遥拝する。外宮の所管社4社のうち第1位である。1910年(明治43年)11月に造り替えられている。 外宮の御酒殿は今ではひっそりと佇んでいるが、近世まで隣に務所庁(まつりごとや)があり、斎殿(いみどの)、3つの炊事所が並び、直会(なおらい)が御酒殿の前庭などで行われ、外宮の祭儀において重要な場所であった。『止由気神宮儀式帳』によれば、外宮の御酒殿は長さ25尺(約7.5m)、広さ16尺(約4.8m)、高さ9尺(約2.7m)であった。
※この「外宮の御酒殿」の解説は、「御酒殿神」の解説の一部です。
「外宮の御酒殿」を含む「御酒殿神」の記事については、「御酒殿神」の概要を参照ください。
- 外宮の御酒殿のページへのリンク