増刊25話 死仮面の館 / 1991年5月
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閑静な森の奥に佇む古城。女主人のトルバンセンは、同居する甥の婚約者・ナディネに特別な信頼を寄せていた。ナディネには予知能力のような不思議な能力があり、これまで何度となくトルバンセンの身の回りに起こる出来事を言い当ててきたのである。とある日、ナディネは館に不吉な男が現れるという予知をする。ほどなくトウゴウと名乗る奇妙な男が館を訪れ、ナディネはあの男こそが件の男だとトルバンセンに耳打ちする。トウゴウは親しい伯爵から紹介を受けた客であり、トルバンセンは当惑する。
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