型検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 09:44 UTC 版)
プログラムにおけるエラーはさまざまだが、型に基づく一連のエラーがある。単純な例としては、浮動小数点数を表現しているワードを(一般的なコンピュータのハードウェアでは、メモリ上のワードとしては区別がつかないため)整数型として扱ってしまう、といったようなものである。この例では 0 と +0.0 のような特別な場合を除いてたいていの場合は得られる結果は無意味であり、より複雑な構造を持った値の場合は構造を壊して不正にしてしまうかもしれない。このような異常をプログラムが起こさないことを検査するのが型検査(英: type checking)である。
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