地蔵院 (京都府井手町)とは? わかりやすく解説

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地蔵院 (京都府井手町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/14 06:12 UTC 版)

地蔵院
所在地 京都府綴喜郡井手町大字井手小字東垣内16
位置 北緯34度48分14.0秒 東経135度49分09.2秒 / 北緯34.803889度 東経135.819222度 / 34.803889; 135.819222座標: 北緯34度48分14.0秒 東経135度49分09.2秒 / 北緯34.803889度 東経135.819222度 / 34.803889; 135.819222
宗派 曹洞宗永平寺派
本尊 地蔵菩薩立像
創建年 不詳
開基 不詳
中興年 寛永5年(1628年
中興 物外麟応
別称 地蔵院
文化財 シダレザクラ(天然記念物)
法人番号 9130005009081
地蔵院
地蔵院 (京都府)
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地蔵院(じぞういん)は京都府綴喜郡井手町にある曹洞宗寺院[1]の名所として知られ、京都市東山区円山公園シダレザクラはここから株分けされた。

歴史

創建は不詳。明治16年(1883年)の『綴喜郡寺院明細帳』によれば元は華厳宗の寺院であったが、中興当時には廃寺となっていた[2]

寛永5年(1628年)6月に曹洞宗の物外麟応を中興開山、本多忠政の正室妙高院壇越として再興した[2]

玉津岡神社と隣接しており、同社の神宮寺であったとも伝える[2]

シダレザクラ

地蔵禅院は桜の名所として知られており、花見シーズンには約2,000人が見物に訪れる。[3]

特に高さ約10メートル・樹齢約280年のシダレザクラが有名で、京都府の天然記念物に指定されている。近年は樹勢が衰えており、土壌改良などの延命治療が行われている。

また、種子から作られた苗木が町内のまちづくりセンター椿坂に植えられており、まちづくり協議会など町民の手で育てられている。[4]

所在地・アクセス

脚注

  1. ^ 地蔵院”. 曹洞宗近畿管区教化センター. 2018年2月12日閲覧。
  2. ^ a b c 『京都府の地名』〈日本歴史地名体系26〉平凡社、1981年
  3. ^ 「延命治療で復活の兆し」 京都新聞 2009.1.9 山城版
  4. ^ 「地蔵院の桜 育て」 京都新聞 2008.4.26 山城版

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