圧力を用いた表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/30 07:26 UTC 版)
水蒸気の質量をmv 、湿潤空気の質量をmw とすると、比湿s は以下の式で定義される: s = m v m w {\displaystyle s={\frac {m_{\mathrm {v} }}{m_{\mathrm {w} }}}} これを圧力によって定義しなおすと、次のようになる: s = ε e p − ( 1 − ε ) e {\displaystyle s=\varepsilon {\frac {e}{p-(1-\varepsilon )e}}} ここで、e は水蒸気圧、p は気圧、εは密度比といって乾燥空気の分子量に対する水の分子量の比を表す。 εは約0.622で一定であること、また、単位を[g/g]から[g/kg]と解釈しなおすことによって、実用上は次の式が用いられる: s = 622 e p − 0.378 e {\displaystyle s=622{\frac {e}{p-0.378e}}} 混合比m = 0.622 e / p を使うと、比湿s は s = m 1 + m {\displaystyle s={\frac {m}{1+m}}} で表される。
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