国際行方不明者デー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/30 02:26 UTC 版)
国際行方不明者デー(こくさいゆくえふめいしゃデー、英語: International Day of the Disappeared)または強制失踪の被害者のための国際デー(英語: International Day of the Victims of Enforced Disappearances)は、毎年8月30日[1]に設定されている国際デーの一つ[2]。1981年にコスタリカで創立した非営利団体「ラテンアメリカ収監者・失踪者親族連帯財団」が推進して設定された。この団体は、ラテンアメリカ諸国における拉致や強制失踪に反対する運動を行なっている。
強制失踪の反対運動はアムネスティ・インターナショナルや国連人権高等弁務官事務所、赤十字国際委員会(ICRC)も行っている。国際失踪者デーは他の団体の啓発も目的としている。
しかし、失踪者/行方不明者については収監者以上に遠方の拘束が多い。紛争下、自然災害などによって離散した家族も含まれる。これらの失踪者/行方不明者については、他の国で抑留、監禁されている可能性があり、その生死も不明である。
脚注
- ^ “強制失踪の被害者のための国際デー”. La France au Japon. 在日フランス大使館. 2020年8月30日閲覧。
- ^ “国際行方不明者の日:人道上の悲劇としての認識を”. 赤十字国際委員会 (2016年8月29日). 2020年8月30日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 国際デー - 国際連合広報センター
- 『強制失踪の被害者のための国際デー』 - コトバンク
- 国際行方不明者デーのページへのリンク