国際居住研究会とは? わかりやすく解説

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国際居住研究会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/03/29 06:32 UTC 版)

国際居住研究会は同志社大学公認団体国際ブロックに属する国際ボランティアサークルである。1997年に創立し、2010年現代で12年目を迎える。現在会員数100名前後で活動を続けている。


理念:私たちは世界の誰しもに可能性の開かれたフェアな社会の実現を目指します。


現在世界には個人に対する理不尽な弊害が数多く存在する。私たちはその解決を目指す。誰かが何かを望んだとき、その前には壁がない状態を私たちは目指すべきだと考えている。

信念:関わる人々や地域とのつながりを大切にし、共に学び、考え、行動する関係を築きます。私たちが持つ可能性を追求し、目指す社会の実現に向けて挑戦し続けます。関わる人々の自立に向けて、未来に生き続ける価値の想像を目指します。


「動」:私たちの関わる地域に存在する貧困の解決に向けてアプローチする。

「知」:現地の状況を直接全身で感じる。また、普段からより深く学び考える。

「伝」:自らの活動を通して得たものを多くの人に伝える。


HP http://www.donet.gr.jp/~kyojyu_ken97/

アドレス kyojyu_ken@hotmail.co.jp


目次

主な活動

国際居住研究会は「フェアな社会」の追求をキーワードに、東南アジアをはじめとする新興国に対する支援活動を行っている国際ボランティアサークルです。これまで、フィリピンバングラデシュインドネパール等を訪れ、現地の方々とふれあい、メインである「家を持たない人への住居の提供」活動を行ってきました。そのほかにもバングラデシュ孤児院支援活動、フィリピンのごみ山支援活動にも重点的に取り組んでいます。



GV(global village)

GVプログラムとは、Habitat for Humanityというアメリカに本部があるNGO団体の学生支部として活動しています。出発3か月前にサークル内でメンバーを募りチームを結成してミーティングを重ね、長期休暇を利用して発展途上国に赴きます。現地には2週間から3週間程度滞在し、住居建設に取り組みます。また現地の人とのふれあいの中で、異文化理解にも努めます。これまでに、インド、ネパール、フィリピン、タイ、インドネシア等の国を訪れました。

SALT

フィリピンのごみ山周辺に形成されたスラム街に住む人を支援しているNGO・SALTの学生支部として活動しています。国内において、スラム街に暮らす女性が作ったクロスステッチタオルの販売や販路の確保等を行っています。また国外においては、長期休暇を利用してNGOが行っているスタディーツアーに参加し継続的な支援を行っています。


BANDHU

ボンドゥとは、ベンガル語で「友達」という意味。私たちはバングラデシュの農村、フェヌア村にあるボンドゥ孤児院に継続的にかかわっている学生団体です。 現在女性の自立を目指し、バングラデシュの伝統的な刺繍であるノクシカタを入れたペンケース等、日本での販路確保に取り組んだり、村に図書館を作るプロジェクトにかかわっています。


アジア学院

アジア学院は、栃木県に位置する日本最古のNGOである。発展途上国から研修生を招き、彼らと共に農業を行うことにより、「農業の継承」と「リーダー育成」を目的として活動している。私たちはこのワークキャンプで、「食」のありがたさや「命」の重み、「農業」の重要性を再認識することができると共に、異文化交流を楽しむこともできる。


その他の活動

夜回り

海外だけでなく身近な貧困問題に目を向けるために、国内の貧困にアプローチするための活動を行っています。「京都夜回りの回」という野宿者支援を行っている団体に参加し、毎週2回、野宿をしている方々を訪問しています。さらに、学生だけで御所を回ったり、鴨川を回ったりしています。


サブハビ

同じ関心や問題意識を持った人が、学年やプロジェクトを超えて結成する勉強会です。過去には、「環境問題」「インド」「ミャンマー」「偉人」など様々なトピックが立てられました。



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