四逆湯とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 四逆湯の意味・解説 

四逆湯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/29 23:29 UTC 版)

四逆湯(しぎゃくとう)とは、漢方方剤の一種。出典は「傷寒論」。 四逆散と名前が似ているので、混同されやすいが全く違う漢方薬である。

適応症

虚弱な人や体力を消耗した人で、手足が冷えた人に用いる。

効能・効果

風邪胃腸型の風邪、急性・慢性胃腸炎肺炎下痢吐き気

組成・処方量

甘草(かんぞう)3.0、乾姜(かんきょう)2.0、附子(ぶし)0.5〜1.0

煎じ薬のみで、粉薬丸薬、エキス剤はない

その他

関連項目

  • 四逆散(名前が似ているので、漢方薬に精通している人でも間違えるが四逆湯とは別)
  • 甘草乾姜湯(四逆湯から附子を引いた漢方薬。四逆湯よりエネルギーの失い方が少ない人に向いている。)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「四逆湯」の関連用語

四逆湯のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



四逆湯のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの四逆湯 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS