四方投げ改良説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 07:50 UTC 版)
ライターの治郎丸明穂によると、ある大東流合気柔術の関係者は、西郷四郎の山嵐は講道館やIJFがいう山嵐と異なり、大東流の四方投げを改良したものだ、という説を持っている。西郷四郎を養子とした西郷頼母は大東流の継承者であった。四方投げの様に相手の腕を耳の方向に曲げた後、大外刈をおこなうのが西郷四郎の山嵐だという説である。1978年の勝野洋主演のテレビドラマ『姿三四郎』ではこのタイプの山嵐が演じられている。しかし、これは富田常雄の父であり西郷四郎の友人だった富田常次郎が書き残した山嵐の描写と、相手が大きく宙を舞う、左手で相手の左奥襟を取る、ことが異なっている。
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