向氏奥武殿内とは? わかりやすく解説

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向氏奥武殿内

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 14:08 UTC 版)

向氏 奥武殿内(しょううじ おうどぅんち)は、唐名・向文輝、奥武親方朝昇(浦添御殿2世)を系祖とする琉球王国士族首里士族)。代々、玉城間切(現:南城市(玉城地区))奥武村の脇地頭職を務めた。

初代・朝昇(2世)は、浦添御殿1世・浦添王子朝央の7男で分家独立して奥武殿内を興した。朝昇の5男・朝明は又従兄弟にあたる義村御殿・義村王子朝章の養子となって義村按司朝明を称した。朝明は廃藩置県後の頑固党の代表的人物で、脱清して独立運動を展開したが、当地で客死した。同じく朝昇の6男・朝忠も本家の浦添御殿へ養子に入り、浦添按司朝忠を称した。朝忠も実弟・義村按司朝明同様、脱清して独立運動を展開した。4世・朝昆の時、廃藩置県を迎えた。

系譜

  • 2世・奥武親方朝昇
  • 3世・奥武親方朝康
  • 4世・奥武親雲上朝昆

参考文献

  • 沖縄県氏姓家系大辞典 編纂委員会『沖縄県氏姓家系大辞典』角川書店、1992年(平成4年)。ISBN 978-4040024707 
  • 宮里朝光(監修)、那覇出版社(編集)『沖縄門中大事典』那覇出版社、1998年(平成10年)。 ISBN 978-4890951017 
  • 比嘉朝進『士族門中家譜』球陽出版、2005年(平成17年)。 ISBN 978-4990245702 

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