双龍・カイロンとは? わかりやすく解説

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雙龍・カイロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/16 04:37 UTC 版)

カイロン (KYRON)は、韓国サンヨン自動車が製造・販売していた自動車である。

概要

カイロン
前期型
後期型
概要
製造国 韓国
ロシア
販売期間 2005年 - 2015年
ボディ
乗車定員 5/7名
ボディタイプ 5ドアSUV
パワートレイン
エンジン 2.0L I4
2.7L I5
車両寸法
ホイールベース 2,740mm
全長 4,660mm
全幅 1,880mm
全高 1,755mm
車両重量 1,865–2,085 kg
系譜
先代 雙龍・ムッソー
後継 KGモビリティ・トーレス
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ムッソーの後継として2005年に登場。基本的に3列シートを有する7人乗りだが、グレードにより5人乗りも選択が可能である。

メルセデス・ベンツ技術の第3世代の4気筒2.0L(M200XDi)と5気筒2.7Lコモンレールディーゼル(M270XDi)を搭載。トランスミッションには5速MTもしくは「T-トロニック」と呼ばれるゲート式5ATを組み合わせ、それぞれに2WD4WDを設定している。ESP、坂道発進補助装置(HDC)、3D-DVDナビゲーション、プライバシガラス、カーテンエアバッグ、足踏み式パーキングブレーキ、メモリー機能つき運転席パワーシートなどの採用で安全性や利便性を追求。

年表

  • 2005年 - ムッソーの後継車として登場。
  • 2007年 - マイナーチェンジ。前後意匠を大幅に変更するとともにエンジン出力を2.7Lは162PS、2.0Lは148PSに上げ、商品力を大幅にアップ。また、トランスミッションもグレードアップし、2.7Lは6速に進化。5MTは2.0Lの2WDにのみ引き続き設定される。輸出仕様にはML320にも搭載されていた220PSの直列6気筒・3.2Lガソリンエンジン(M320)、150PSの直列4気筒・2.3Lガソリンエンジン(M230)も追加された。同時に新規格のナンバープレートが入るように前後バンパーを改良されている。オーディオにUSBメモリ端子を追加。
  • 2015年 - 生産終了。後継車種は「D200」で開発を試みたが2回も取り下げられた。それにも諦めずにプロジェクト名J100こと「トーレス」を開発し、カイロン生産終了から7年後の2022年に販売する事を成功し、カイロンの後継車となっている。

車名の由来

無限を意味する数学用語「Χ(=Kai)」と「ランナー(Runner)」を掛け合わせた造語で、「無限の自由、無限の機能」のクロスオーバーSUVという意味である。

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