千種村 (千葉県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/05 06:18 UTC 版)
ちぐさむら 千種村 | |
---|---|
廃止日 | 1955年3月20日 |
廃止理由 |
新設合併 千種村、五井町 → 五井町 |
現在の自治体 | 市原市 |
廃止時点のデータ | |
国 |
![]() |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 千葉県 |
郡 | 市原郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 | 五井町、姉崎町 |
千種村役場 | |
所在地 | 千葉県市原郡千種村 |
座標 | 北緯35度29分38秒 東経140度03分29秒 / 北緯35.49383度 東経140.05817度座標: 北緯35度29分38秒 東経140度03分29秒 / 北緯35.49383度 東経140.05817度 |
ウィキプロジェクト |
千種村(ちぐさむら)は、かつて千葉県市原郡に存在し、昭和の大合併により廃止された村である。現在の千葉県市原市の北部(五井地区・姉崎地区)に所在する。
地理
市原郡(郡域はほぼ現在[注釈 1]の市原市と重なる)の北西部に位置した村であり[1]、北西側に東京湾に面する。1916年(大正5年)時点で、北東に五井町、東に東海村、南から西に姉崎町と接する[1]。
1916年(大正5年)に編纂された『千葉県市原郡誌』によれば、青柳(あおやぎ)、今津朝山(いまづあさやま)、柏原(かしわばら)、白塚(しらつか)、松ケ島(まつがしま)の5区(いずれも町村制施行以前の旧村=大字)からなっていた[2]。
歴史

1.八幡町 2.五井村〔のち五井町〕 3.千種村 4.鶴牧村〔のち姉崎町〕 5.東海村 6.海上村 7.菊間村 8.市東村 9.湿津村 10.市原村 11.市西村 12.養老村 13.戸田村 14.明治村〔のち牛久町〕 15.内田村 16.鶴舞村〔のち鶴舞町〕 17.高滝村 18.富山村 19.平三村 20.里見村 21.白鳥村
現在の行政区画
紫:市原市
町村制施行以後の行政区画変遷年表
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、青柳村・今津朝山村・柏原村・白塚村・松ヶ島村が合併し市原郡千種村が発足。
- 1955年(昭和30年)3月30日 - 五井町に編入され消滅。
- 1963年(昭和38年)5月1日 - 五井町・市原町・三和町・姉崎町・市津町が合併し、市原市が発足。五井町は消滅。
脚注
注釈
- ^ 2023年9月現在。所属自治体や地勢など、当分変更が見込まれないものに関しては、以後特に注記を設けない。
出典
参考文献
- 市原のあゆみ[要文献特定詳細情報]
- 小沢治郎左衛門『上総国町村誌 第一編』1889年。NDLJP:763698。
- 千葉県市原郡教育会『千葉県市原郡誌』千葉県市原郡、1916年。NDLJP:951002。
- 『明治22年千葉県町村分合資料 七 市原郡町村分合取調』1889年 。
関連項目
外部リンク
- 『千葉県市原郡誌』第二部 町村誌「千種村」 NDLJP:951002/341
- 千葉県市原郡千種村 (12B0090016) - 歴史的行政区域データセットβ版
- 千種村_(千葉県)のページへのリンク